KLab、auおサイフケータイのブラウザ起動機能を活用したキャンペーンシステム

» 2005年10月21日 18時38分 公開
[ITmedia]

 KLabは10月19日、同社が提供するチケットレス対応イベント入場管理システム「チケタッチ」(6月1日の記事参照)が、auおサイフケータイでも利用可能になったことを発表した。

 「チケタッチ」は非接触ICチップ「FeliCa」を利用して、イベントなどの入場可否の照合をすると同時に、入場者の携帯電話にメールを配信し、携帯サイト上で詳細情報や関連グッズ、広告などの情報の配信を可能にするサービス。ドコモのおサイフケータイ向けに提供してきたが、auでも利用可能になった。

 同システムは、10月19日と20日にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが開催する、auのおサイフケータイ「W32S」のユーザー向けプレミアム試写会で、入場管理システムとして採用された。チケタッチによる入場可否の認証を行うと同時に、おサイフケータイ自体に実装されているブラウザ起動機能を利用して、プレミアム試写会特設サイトへの誘導を行う。

 FeliCaの活用例としては、アプリケーションをダウンロードすることなくブラウザ起動が利用される、日本で初めての事例だという。

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