Vodafone、自販機で携帯電話を販売

» 2005年10月29日 08時27分 公開
[IDG Japan]
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 欧州最大の携帯電話事業者Vodafone Groupがこのほど、英マンチェスターの自動販売機2台で携帯電話の販売を始めた。

 Vodafoneではこの新しい販路に対する利用者の反応を見て、欧州のほかの地域でもサービスを導入するかどうかを決めると、広報のマシュー・ニコルソン氏は10月28日、電子メールで説明した。

 この自販機「Quickphone」では3種類の携帯電話を販売中で、価格は30ポンドから。携帯電話のモデルは毎月入れ替わる。

 カードのみを買いたい場合はSIM(Subscriber Identity Module)パックも5ポンドで販売している。

 このサービスは、自分の欲しいものが分かっていて手助けを必要としないユーザー向けだとVodafoneは説明している。

 自販機は富士通のサービス部門など複数ベンダーの技術とサービスを利用。3G携帯ブロードバンド技術を使って在庫レベルをVodafoneに報告し、遠隔地でもシステムが利用できるようになっている。

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