日本コムシス、自社内に合計約800台の「FOMA N900iL」を採用

» 2005年11月09日 23時24分 公開
[ITmedia]

 日本コムシスは11月8日、既存の無線LAN/FOMAデュアル端末「FOMA N900iL」約300台に加え、新たに約500台を、10月24日より同社の品川本社ビル、および大崎ビルに導入したことを発表した。

 「FOMA N900iL」に加え、IP固定電話機を260台、そしてパソコン上で動作するIP電話用ソフト500台分も追加導入しており、既存の端末と合わせ合計約2000台のIP電話端末が設置された。同社が営業展開する標準SIPに対応したIP電話ソリューション「comsip」と連携し、大規模IP電話システムとして順調に稼動しているという。

 今回の導入では、電話の発着信や転送機能に加え、「FOMA N900iL」を用いて「Notesメール」「スケジュール管理」「お知らせ掲示板」などのブラウザ機能と連携。iモードを利用することで、社外からでもこれらのブラウザ機能を利用することが可能だ。

 今後同社は、一斉同報機能、社内から発信される各種情報を、特別な操作無しで携帯端末から閲覧できる機能、各種の承認ができる様々なアプリケーションと連動させていく予定だという。

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