ウィルコム、PHSのコアモジュールフォーラム設立

» 2005年12月20日 14時29分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ウィルコムは12月20日、PHS無線通信モジュール「W-SIM」(ウィルコムシム)を活用する団体「WILLCOMコアモジュールフォーラム」を21日創立すると発表した。発起人には、京セラ、シャープ、マイクロソフトが名を連ねる。

 設立の意向を発表した7月7日時点では、アップルコンピュータや日本IBM、バンダイなど約50社が賛同を表明していた(7月7日の記事参照)。参加企業の詳細は21日の総会で決定するという。

 今後、W-SIMを活用したSIM STYLEと呼ばれる商品やサービスの開発を行っていく。W-SIMは、デザインを重視した小型音声端末“TT”や、PDA型端末「W-ZERO3」に使われている通信モジュール。通信速度は最大128kbps。アンテナも内蔵しているため、メーカーは無線部分を切り離して端末を開発できるようになる。

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