ARM、モバイル・コンシューマ機器向けDRMソフトウェア・ソリューションを発表

» 2006年02月16日 23時19分 公開
[ITmedia]

 英ARMは2月15日、スペイン・バルセロナで開催中の「3GSM World Congress」で、ARM、Obigo、フィリップス ソフトウェアが、ARM TrustZoneソフトウェア・フレームワークをベースとした、オープン・モバイル・アライアンス規格対応のDRM機能を、近くリリースするモバイル・ソフトウェア製品に組み込んで公開すると発表した。

 TrustZoneソフトウェアAPIは、セキュア・アプリケーション、機器の開発に対応した共通フレームワークで、移植コストを削減し、複数のプラットフォーム間での互換性を高めることができる。今回のソリューションは、モバイル機器やポータブル機器のメーカーに提供するフィリップスとObigoのセキュリティ、メディア・コンテンツ機能を、ARM TrustZoneテクノロジーのサポートで強化するという。

 TrustZoneソフトウェアは、ARMがライセンスを供与しており、業界大手と協力して定義したTrustZoneソフトウェアAPIを実装。仕様は無償のオープン規格として公開されている。

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