Broadcomは2月13日、携帯電話およびメディアプレーヤ向けに、Bluetooth機能とFMラジオ機能を1チップに収めたデバイス「BCM2048」を発表した。
同社のBCM2045 Enhanced Data Rate (EDR) Bluetoothチップを利用しており、Bluetooth仕様バージョン2.0の主要機能をすべてサポートするほか、次期バージョン2.1もサポートする。
BluetoothとFMラジオの両技術をシングルチップに統合することで、携帯デバイスの開発者にとって必要なボード面積を大幅に縮小することが可能。またBluetooth/FMの統合機能を個別のコンポーネントを実装した設計よりも、消費電力を抑えることができる。
BCM2048 Bluetooth/FM機能混載チップは、早期導入パートナー企業向けにサンプル出荷が開始されている。同社は2月13日から16日まで、スペイン・バルセロナで開催中の「3GM World Congress」で、同チップのデモンストレーションを行う。
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