KDDI小野寺氏、TCA会長に

» 2006年03月13日 13時43分 公開
[園部修,ITmedia]

 現在90社の会員が加盟している電気通信事業者協会(TCA)は、3月10日に開催した第72回理事会で、新しい会長および副会長を選出した。任期は2006年4月1日から2007年3月31日までの1年間になる。

 会長はKDDIの社長兼会長、小野寺正氏で、副会長にはJSAT社長の磯崎澄氏とウィルコム社長の八剱洋一郎氏が就任する。現会長の日本テレコム社長、倉重英樹氏と、副会長のケイ・オプティコム社長田邊忠夫氏、NTTドコモ社長の中村維夫氏は3月31日で退任となる。

 TCAは1987年に第一種電気通信事業者を中心に、電気通信の発展を図るべく設立された団体。携帯電話/PHSの契約者数を毎月集計して発表しているほか、携帯電話やPHS端末のリサイクル活動、「インターネット接続サービスの提供にあたっての指針」や「代理店の営業活動に対する倫理要綱」といった、各種サービスの提供時に守るべきガイドラインの制定など、さまざまな活動を行っている。「ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)資格制度」もTCAの運営だ。

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