CDMA技術を手掛ける米Qualcommは4月5日、同社のMSMチップセットでグローバルローミング機能「WorldMode」をサポートすることを発表した。
これらのチップセットを搭載した携帯電話は、CDMA2000またはEV-DOネットワークとGSM/GPRSネットワークの両方に接続できるようになるという。端末メーカーはこの統合型チップセットを採用することで、より薄型で消費電力を抑えた手ごろな価格のグローバル携帯電話を作ることができるとQUALCOMMは述べている。
「これらチップセットはCDMA2000およびGSM/GPRSのすべての周波数帯に完全に接続できるため、これまでCDMA2000加入者が利用していた以上の世界的なローミング機能が提供される」と同社は発表文で説明している。
同社はMSM6125、MSM6500、MSM6550でWorldModeサポートを提供する。これらは2006年第3四半期にサンプル出荷される見通しだ。
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