KDDI、auの無料通話分を「無期限くりこし」

» 2006年06月22日 15時38分 公開
[園部修,ITmedia]

 KDDIは6月22日、月額基本料金にセットされている無料通信分の余りをずっと繰り越しできる「無期限くりこし」を導入すると発表した。

 同社は1月17日に、「3カ月くりこし」を8月1日から導入すると発表していたが(1月17日の記事参照)、3カ月を無期限に変更する。8月分の料金から利用可能になる。

 繰り越せる金額には料金プランごとに上限が設定されており、上限額を超えた分は無効になる。なお「家族割」を契約しているユーザーの場合、無期限に繰り越せる「くりこし」コースと、従来どおり余った無料通話分をその月のうちに家族間で分け合える「家族分け合い」コースが回線単位で選択できる。すでに家族割を契約しているユーザーで「くりこし」コースを利用したい場合は、7月3日以降にEZwebでの事前申し込み手続きが必要だ。

料金プラン毎の繰り越し可能な上限額は以下の通り。

CDMA 1X WIN
料金プラン 繰り越し上限額
プランSS 5250円
プランS 1万0500円
プランM 1万5750円
プランL 2万1000円
プランLL 3万7800円
コミコミデイタイムWIN 1万6800円

CDMA 1X(関東・中部)
料金プラン 繰り越し上限額
コミコミOneライト 2100円
コミコミOneエコノミー 6300円
コミコミOneスタンダード 1万4700円
コミコミOneビジネス 2万7300円
コミコミOneファースト 3万7800円
コミコミOneオフタイム 6300円
コミコミデイタイム 1万6800円
コミコミOneファーストは受付終了

CDMA 1X(関東・中部以外)
料金プラン 繰り越し上限額
コミコミコールS 5250円
コミコミコールL 9450円
コミコミコールジャンボ 1万2600円
コミコミコールスーパー 2万8350円
コミコミデイタイム 1万6800円

 なお無料通話分がない料金プランと「ガク割」「スマイルハート割」「シングルサービス」については無期限くりこしの適用はない。

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