「ドコモコイン・成果報酬型サービス」がタクシー車両の交通媒体と連携

» 2006年10月02日 22時20分 公開
[ITmedia]

 ディーツーコミュニケーションズは10月2日、キャブステーションとモバイル・コマース・ソリューションが展開する中小タクシー支援事業「得タク」サービス加盟企業のタクシーの交通媒体を活用し、「ドコモコイン・成果報酬型サービス」のクロスメディア展開を開始すると発表した。

 「ドコモコイン・成果報酬型サービス」は、ユーザーがドコモコインキャンペーンサイトから、アフィリエイト・プログラム提供会社経由で企業のモバイルサイトへアクセスし、商品の購入、資料請求などを行った際の成果報酬から、ディーツーコミュニケーションズがユーザーに対し、携帯電話料金に利用できるデジタルプレミアム「ドコモコイン」を付与するサービス。

 今回、キャブステーションは、「得タク」サービス加盟企業のタクシー車内媒体に、「ドコモコイン」を活用したキャンペーン情報と二次元コードを掲載する。ユーザーが二次元コードを携帯電話で読み込むと、ディーツーコミュニケーションズが運営する「ドコモコイン・成果報酬型サービス」のキャンペーン情報サイトにアクセスできる仕組みだ。ディーツーコミュニケーションズはキャブステーションに対し、キャンペーン誘引によって発生した成果報酬の中から収益を分配する。

 同日より、福島県、神奈川県、福岡県の「得タク」サービス加盟タクシー会社11社のタクシー車内で、「ドコモコイン」を活用したキャンペーン情報を掲載したポスターの設置、チラシなどの配布を開始する。実施規模は順次、拡大される予定だ。

 なお、今回の試みは、インターネット複合カフェ「自遊空間」に続く、「ドコモコイン・成果報酬型サービス」のリアル連携展開の第二弾で、ディーツー コミュニケーションズは今後も、同社商品やメディアを活用したクロスメディア商品の開発や、企画を行っていくという。

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