楽天リサーチと三菱総合研究所、「モバイル市場データ大全2006」を出版

» 2006年12月26日 23時07分 公開
[ITmedia]

 楽天リサーチと三菱総合研究所は12月26日、モバイル市場の動向についてまとめた「モバイル市場データ大全2006」を出版した。

 両社は2003年8月より、定期的に「携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」を実施し、携帯電話の利用実態、モバイルコンテンツ、モバイルコマースなどの利用動向を調査している。「モバイル市場データ大全2006」は、2005年7月に実施された第17回の調査から、2006年8月に実施された第23回までの調査に基づき、モバイル市場の分析を行っている。

 この期間のモバイル市場の大きな特徴としては、第3.5世代携帯電話が本格的普及期に入ったこと、おサイフケータイの利用率が1年前に比べ3倍の5.2パーセントとなり、着実に利用が拡大していること、ワンセグ対応携帯電話への買替え意向が46.0%と高いことという3点が指摘されており、その他、注目される動向としては、子供や高齢者の携帯電話利用、国際ローミング端末の利用、テレビ電話の利用が挙げられている。

 「モバイル市場データ大全2006」はA4版の本編118ページ、資料編134ページで提供される。価格は9万4500円。なお「モバイル市場データ大全2006」の発売に伴い、「モバイル市場データ大全2005」が4万7250円に値下げされた。「モバイル市場データ大全2006」と「モバイル市場データ大全2005」のセットは、特別価格12万6000円で提供される。

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