約95%が携帯ゲームの利用経験あり――MMD研究所調べ

» 2007年01月29日 22時42分 公開
[ITmedia]

 アップデイトのMMD研究所は1月29日、「携帯ゲームに関する利用動向調査」の結果を発表した。

 同調査は1月19日から22日まで、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、インタースコープが運営する「モンキータウン」など、合計6社、モバイル7サイトの協力を受けて実施したもの。有効回答数は3821人。

 同調査によれば、携帯電話で遊べるゲームの利用経験があるユーザーは約95%で、73.9%以上が「好き」と回答している。遊んだことがあるゲームは、アプリゲームが40.1%で最多。アプリゲームとFlashゲームが23.4%、アプリゲーム/Flashゲーム/Webゲームの3種全てという回答が16.1%と続いた。最も利用しているのはアプリゲームとなり、全体の85.9%が利用経験ありと回答している。

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 携帯ゲームの利用頻度は、1日1回以上が31%で第1位となり、2〜3日に1回が17.2%、1日1回程度が14%、1カ月に何回かが13.2%、1週間に1回が11.6%。1度の利用時間は10分以上30分以内が40.2%で最多となった。

 利用するのは、家にいるときが72.8%、電車の中が39.1%、待ち合わせしている時が39%、学校や仕事の休憩の時が38.1%となっており、屋内外問わず、携帯ゲームが生活に密着していることがうかがわれる。

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 なお、キャリア公式サイトを通じて携帯ゲームを楽しむ利用者は全体の87.6%、非公式サイトを通じての利用者は全体の51.8%。ゲームサイトあたりの平均的利用期間については、57.0%以上が1ヶ月以上利用していることが分かった。2カ月以上利用するというユーザーも4割にのぼっている。

 携帯ゲームを探すサイトについては、「モバゲータウン」が50%で一位。39.9%で老舗の「アプリ☆ゲット」が続いた。

 ゲームのジャンルでは、脳を鍛える系のパズルゲーム、ロールプレイングゲーム、落ちモノパズルゲーム、恋愛シミュレーションゲームなど、手軽にできるパズルゲーム系、情報を保存しながらじっくり楽しめるロールプレイングゲーム・シミュレーションゲームに人気が集まった。

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