MMD研究所、複数のモバイルサイトでコンテンツ利用動向を調査

» 2007年02月16日 23時17分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、リビットが運営する「BitPets」など、合計10社、モバイル10サイトの協力を受け、「携帯コンテンツに関する利用動向調査」を実施し、結果を発表した。調査期間は2月3日から5日までの3日間で、有効回答数は4000名。

 ワンセグを利用したことがあるかという質問に、「ある」と回答したのは14.5%、「ない」が85.5%。また、ワンセグの利用者に、使用頻度をたずねたところ、「1ヶ月に数回」という回答が最多で39.9%となり、21.5%の「2〜3日に1回」、20.8%の「1日1回程度」、17.8%の「1週間に1回」と続いた。

 携帯インターネットの利用頻度については、「ほぼ毎日」という回答が87.5%に達し、携帯でのインターネット利用が日常的に行われていることが分かった。利用しているサイトは、公式(有料)サイトと無料サイトを共に使用しているユーザーが60.8%。無料サイトのみが38.2%、公式(有料)サイトのみが1%だった。

 最近の1カ月間で利用した、あるいはアクセスした携帯サイトについては、「着うた」が70.7%で第一位となり、49.1%の「待受け」、48.1%の「検索サイト」、46.4%の「掲示板」、44.0%の「ブログ」などが続いた。また、ユーザー1人あたり平均で、8ジャンルのサイト利用があるという。

 ここ1カ月で、QRコードから携帯サイトにアクセスした割合は41.2%。また、新しい携帯サイトを知るきっかけは「携帯サイトのリンク(広告)から」が最多で50.2%だった。「携帯メールのリンク(広告)から」という回答も34%となり、広告誘導からサイトを利用するケースが多いことが明らかになった。

 なお、おサイフケータイを利用しているユーザーは全体の6.1%。利用しない理由で最も多い回答は「使っている機種が対応していない」の38.6%だったが、「対応機種だが利用していない」という回答も36.1%と、同じ水準になっている。

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