10M/光学3倍カメラ、回転スティック型、大容量HDD──Samsung電子製端末、“スリム”+αの戦略(1/2 ページ)

» 2007年02月27日 01時29分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 2006年9月、ソフトバンクは10月1日のブランド変更を前に2006年冬商戦向けモデルとして13機種54色の新モデル(後に2機種11色を追加した15機種65色)を発表した。

 各社、10月24日に始まった番号ポータビリティ制度を契機に、今まで6〜8機種ほどだった新機種を一気に10機種以上もラインアップするようになった。ユーザーの多種多様なニーズに応えるべくそのラインアップを細分化するとともに、成熟した国内の携帯電話製品を、家電製品のような多品種少量生産体制にシフトしていくのが狙いだ。

 これら多品種は、1メーカーあたりで異なるセグメントの機種を複数投入することで実現する。2006年の秋冬モデルで例えるとシャープが4機種(911SH910SH810SH811SH)、東芝が3機種(910T810T811T)を投入。同一メーカーながら、各機種とも形状や搭載機能が異なり、受ける印象やターゲットユーザーもずいぶん違うことが分かる。


 この状況の中に2006年秋冬モデルから本格的に国内携帯市場に参入し、既存の国内メーカーに劣らない製品数を投入するのが韓Samsung電子だ。

 同社は12.9ミリの極薄スライド形状の「705SC」、12.3ミリの極薄折りたたみ形状の「706SC」、706SCよりさらに薄い11.9ミリを実現した「XS 707SC」、厚さ12.9ミリ/重量85グラムのHSDPA規格“3Gハイスピード”対応機「709SC」の4機種の投入に続き、2007年春モデルで、707SCを3Gハイスピードに対応させた「707SC II」、厚さ8.4ミリの極薄ストレート端末「708SC」、2007年2月現在で国内最薄を実現する厚さ13.5ミリのワンセグスライド端末「805SC」を発表。その“怒濤の”と表現しえる端末数や開発スピードの早さが多くの話題を呼んでいる。なお、ソフトバンクモバイルのハイエンド機種に与えられる型番“9xx”に沿った「910SC」という型番の端末の存在も第三者試験認証機関 テュフ ラインランド ジャパン(テュフ)の通過により明らかになっている。

 そんなSamsung電子製端末、今後どのような端末が登場するだろうか。韓Samsung電子の水原事業地区にある広報館で展示されていた興味深い端末をいくつか紹介していこう。

photophotophoto 韓国・水原(スウォン)にあるSamsung電子水原事業地区。Samsung電子、Samsung電気、Samsung SD、Samsungコーニングの4つの会社で構成され、敷地面積は約1000坪。同施設内にSamsung電子歴史館と広報館が設置されている
photophoto 5Mピクセル/光学3倍ズームレンズ搭載の「SPH-V7800」と、登場するとしたらおそらく“携帯最強”となりそうな10Mピクセル/光学3倍ズームレンズ搭載の「SCH-B600」。背面からせり出すレンズはデジカメそのものといった雰囲気
photophoto 1.5GバイトのHDDを搭載する折りたたみ形端末「SCH-V5400」、日本のワンセグに相当するDMBに対応する「SCH-B100」(左)。3GバイトHDD搭載の「SGH-i300」と8GバイトHDD搭載の「SCH-B570」(右)。十字キーはドコモのD903iのように回転する仕様で、iPodのようにメニュー選択が行える。MP3などの音楽データや写真データのほか、動画ファイルの再生も可能で、5.1チャンネルサラウンド出力も可能という

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