最終回の今回は、クラウドを活用したSaaS型ERPの将来と各社の取り組みに加え、それらを導入する際の成功のポイントをまとめました。
SaaS型ERPを活用した業務改革について、「財務経理」を例に解説します。これからの財務経理部門が取り組むべき改革のテーマを整理しつつ、財務経理部門の業務改革に不可欠なSaaS型ERPの有用性と改革のポイントについて説明します。
業務改革とSaaS型システムの導入に失敗しないためのポイントについて、コスト削減を比較的早く実現できることから業務改革の対象になりやすい「間接材購買」を例に、解説します。
SaaS型ERPを導入する際は、業務プロセスの分類とクラウドの守備範囲を決め、システム構成を考える必要があります。クラウドとその他のソリューションを組み合わせた「ハイブリッド構成」にするメリットとともに、解説します。
SaaS型ERPの導入を成功させるには、サービスプロバイダーやユーザー部門に任せきりにするのではなく、IT部門のリードが不可欠です。デジタル時代の進展がもたらす新たな課題を考察しつつ、IT部門に求められる役割について解説します。
SaaS型ERPとオンプレミス型ERPでは、どちらがコスト削減を期待できるのか? 実際にどの程度のTCO(総所有コスト)削減が見込めるのかを、双方を比較しながら解説します。
経営判断の迅速化が求められる中、SaaS型ERPの導入を検討する企業が増えています。この導入を成功させるためには、どんなポイントに注意すればいいのでしょうか。「導入アプローチ」「コスト」「人、組織」「システム構成」「業務改革」の5つの側面から解説します。