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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
『お名前.com』では2005年11月8日、共用サーバによる新たなホスティングサービス「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」の提供を開始した 「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」では、ドメイン登録の容易さはもちろん、可用性の高いLinuxを採用し管理ツールで簡単に運用が可能となっている。 ドメインにまつわるユーザー動向について語るGMOインターネット、IxP統括本部セールスマーケティング本部・マーケティングチームの和田基志氏 ドメイン登録の老舗『お名前.com』ホスティングサービスの真価は統合管理にあるインターネット上での住所ともいえる「ドメイン」は、インターネットをビジネスに有効活用する企業にとって、重要な資産の一部になっている。日本国内で早くからドメイン登録サービスを提供している『お名前.com』では、11月8日、共用サーバによる新たなホスティングサービス「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」の提供を開始した。このサービスの狙いはほかの多くのホスティングサービスとはひと味異なっている。その真価は何なのか? GMOインターネット、IxP統括本部セールスマーケティング本部・マーケティングチームの和田基志氏と小川珠実氏に聞いた。インターネットをビジネスに活用する企業にとって、「.com」「.net」「.co.jp」などの「ドメイン」は、大きな価値を持つ「資産」として認識されている。会社名や商品名などを冠した「ドメイン」は、その企業や商品のインターネット上でのプレゼンスを高めるための、ひとつの「ブランド」であるといっても過言ではない。 ICCAN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)より正式な認定を受けてドメイン登録サービスを提供している『お名前.com』は、日本のインターネット黎明期からサービスを開始し、これまでに50万件以上の登録実績を誇る、国内最大級のドメイン登録サービスだ。 その『お名前.com』では、ドメイン登録サービス開始時期より同ブランドでのホスティングサービスを行っていたが、2005年11月8日から新プランである「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」の提供を開始した。 このサービス基盤は、GMOインターネットグループが独自に構築した「ダイナミック・クラスタ・アーキテクチャ(DCA)」と呼ばれるクラスタリング構成のシステムインフラを利用している。共用サーバによるホスティングサービスでありながら、高い耐障害性と、安定したパフォーマンスをユーザーに提供する仕組みだ。 「『お名前.com』では、ドメインを登録したユーザーに対するホスティングサービスの提供は早い時期から開始していました。しかし、これまでは機能的な面で他社サービスとの差別化が明確になっておらず、サービスの機能拡張は昨今の急務となっていました。また、ドメインの登録は『お名前.com』であっても、他社ホスティングサービスを利用するケースも見られ、ユーザーの囲い込みという側面からもサービスを導入しました。」(和田氏) なお、「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」には、次のように3つのプランが用意されている(関連リンク:プラン100/300/600の料金詳細)。
各プランの仕様は、GMOインターネットグループの実績あるホスティングサービスがベースとなっている。独自CGI、PHP、MySQLやPostgreSQLといった動作環境をサポートすることで、Webアプリケーションやデータベースの利用が可能だ。そのほかにも、ファイル転送のFTP over SSL、メール受信のPOP over SSLなどのセキュリティ経由のアクセスにも対応している。また、Eメールについては迷惑メール防止フィルタ、ウイルス除去サービス、そしてアクセス解析などのさまざまな機能も用意されている。 サーバ仕様だけではなく、GMOインターネットグループで定評なサポート体制にも注力しているという。電話はもちろん、FAX、Eメール、チャット、Web情報発信などで幅広いサポートメニューを用意し、サービス自体の品質も高いレベルとなっている。個人はもちろん、ネットでのビジネスを本格的に展開したい企業のニーズにも十分に応える内容だ。 この「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」を利用する場合の最大のメリットは、これらに加えて、独自のドメインでサーバを運用する際の「ドメイン管理と運用」に関する手厚いサポートサービスが受けられる点だ。 多くのホスティングサービスがサーバ仕様の高機能性を高める中、『お名前.com』ではそれにも加え前述のようにドメイン登録からサーバ上でのDNS(ドメイン・ネーム・システム)設定を最短半日程度で開始できる体制も重視している。 企業資産のさまざまなドメイン活用をサポート『お名前.com』で登録できる「ドメイン」は、「.com」「.jp」「.net」「.org」といったポピュラーなものを始めとして、「.us」「.info」「.tw」「.cc」「.uk」など、実に20種類以上にのぼる。 導入されたばかりで日本国内ではまだまだ珍しい「.vc」「.tw」といった「ドメイン」も利用可能であり、『お名前.com』で検索すれば一回の検索でさまざまな「ドメイン」をチェックできる。人気のある「.com」「.net」ドメインでは既に登録済みの「ドメイン」であっても、より最近登録が始まった「.vc」「.tw」ドメインであれば登録可能なケースも多いため、比較するのにも効果的だ。 「特にビジネスのためにホスティングを利用されるのであれば、ドメインに対するこだわりがあるはず。多数のドメインの中から、利用できるものを素早く見つけて登録し、すぐにホスティングが始められるのが、メリットの一つです」(小川氏) レジストラ自体が提供するサービスという点で、ドメイン登録から運用開始までの期間が短縮できるという点も魅力だ。前述のように、最短であれば約半日で、登録した「ドメイン」でのサーバ運用が可能になるという。 実際にホスティングサービスの利用を開始してからも、「ドメイン」の運用管理には、さまざまな落とし穴がある。 中でも多いトラブルの一つが「更新忘れ」による「ドメイン」の期限切れだ。基本的に、一度登録した「ドメイン」を保持し続けるためには、年単位での更新が必要となる。この更新を忘れて「ドメイン」の権利が失効してしまった場合、その間に他人にその「ドメイン」を登録されると、手放されるまで同じ「ドメイン」を利用できなくなってしまう。例えば、該当する「ドメイン」がコマースサイトに使われていたものであれば、そのサイトに訪れていた顧客を失い、それに付随していたブランドイメージも損なわれてしまうわけだ。被害は一時的なものでは済まないだろう。 『お名前.com』では、同サービスで「ドメイン」を登録したユーザーに対して、「ドメイン」の更新期限が近づくとEメールや封書、電話でのリマインドを行うほか、同ブランドのホスティングサービスを利用していれば、サーバ管理者に対しても、ドメイン更新についてのリマインドを同時に行う。ドメイン登録とホスティングサービスの両方を『お名前.com』で行っておけば、「ドメイン」の期限切れによるリスクを、二重の体制で防ぐことが可能になるわけだ。 企業として「ドメイン」を登録している場合であれば、類似の社名やサービス名、商品名などに関する「ドメイン」を複数所有しているというケースも多いだろう。 『お名前.com』でドメイン登録をすると、1つのユーザーIDに対して、そのユーザーが登録している複数の「ドメイン」をひも付けし、単一の画面から管理することができる。マーケティングやブランド保護の観点から、多数の「ドメイン」を登録している企業にとって、「ドメイン」の登録とホスティングサービスを『お名前.com』で統一することはメリットの一つであり、「ドメイン」の維持、管理、運用に必要なコストを大幅に削減することが可能となる。 「お名前.comプレミアサーバーLinuxプラン」は、ホスティングサービスとして信頼性の高さもさることながら、多くの実績の上に蓄積された「ドメイン」にまつわる種々のノウハウを、ビジネスに存分に生かせる点でも魅力がある。「ドメイン」を「資産」として認識し、効果的にビジネスに利用したい企業にとっては、利用価値が高いサービスだといえるだろう。 関連記事
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