中堅・中小企業を変えるクラウド活用――ITの最適化でビジネスを成功に導け
ビジネス環境の急速な変化への対応は、中堅・中小企業にとって喫緊の課題だ。そのためにはSaaSやクラウドコンピューティングといった新しいコンピューティングの利用形態を活用していくことが求められる。特にクラウド活用においては、個々の業務サービスを採用することだけでなく、企業全体におけるIT活用を最適化する視点を取り入れることが急務といえる。クラウド、SaaSの活用で中堅・中小企業の経営や業務はどう変わるかを探っていく。
新着記事
中堅・中小企業のSaaS/クラウド活用:【第3回】PaaSはシステム間の連携基盤として活用
企業にはさまざまなシステム形態が存在する。状況に応じてクラウドサービスを組み合わせることがシステム改革の成功の近道といえるだろう。
(2010/09/28)
中堅・中小企業のSaaS/クラウド活用:【第2回】独自開発システムはIaaSと組み合わせる
単にグループウェアやメールを単体でSaaSへ移行しても得られる効果は少ない。ユーザー企業はSaaS活用を考える際に独自開発のシステムやシステム連携までを含めて考える必要があるという。
(2010/09/21)
中堅・中小企業のSaaS/クラウド活用:【第1回】既存業務システムの外出しだけでは駄目だ
SaaSやクラウドを活用することで大きな効果が期待されるにもかかわらず、なぜ中堅・中小企業は本格活用に踏み出さないのだろうか。
(2010/09/14)
顧客とともにクラウド時代のビジネスモデル構築を図る――NEC 富山執行役員常務(後編)
NECが事業をクラウドにシフトする背景には、「モノの提供にとどまらず、顧客のパートナーとしてビジネスモデル構築を支援する」狙いがあるという。
(2010/09/07)
事業の核はSIからサービスへ――NEC 富山執行役員常務(前編)
NECでITサービスビジネスユニットを統括する富山氏は「SIを負担に感じ始めているユーザー企業もある。NECはじめITベンダーはサービス提供にビジネスモデルをシフトすべき時だ」と話す。
(2010/08/30)
関連記事
自らを“実験台”としSaaSのベストプラクティスを蓄積する――NEC 山元執行役員常務
NECのビジネスユニット再編には、国内だけでなく海外での地歩も固めようという意図があるようだ。従来から優位性を持つテレフォニー分野に加え、SaaS事業でも独自のアプローチを展開するという。
(2010/07/23)
NEC、中堅中小向けSaaS事業を拡大――販社向けにサービス基盤の提供も
NECとNECネクサソリューションズは、中堅中小向けSaaS事業において人員とポートフォリオを拡大する。パートナープログラムを通じた、販社向けのサービス基盤提供も図る。
(2010/02/15)
NEC、成果連動を取り入れたクラウド型ERPを発表
NECがクラウド型ERPの提供を9月に開始する。生産・販売管理分野のERPは、在庫数などの成果目標を反映させた価格を設定して提供する。
(2009/08/19)