ビジネスをドライブさせるための基本的なツール、それは電子メールとインスタントメッセージ（IM）だ。膨大な量がやり取りされるメールやIMのコンテンツは、企業の情報資産でもある。一方で、コンプライアンスやセキュリティの側面からメール・IMコンテンツをどのように管理するかも重要な課題となっており、TCO削減の面からも効率的な手法が長年模索されてきた。今回はこうした課題の解決策として注目されているメッセージアーカイブソリューションを特集する。

• Barracuda Message Archiver
  バラクーダネットワークスジャパン
• Active! vault
  トランスウエア

機能選択の幅広がる、ビジネスコミュニケーションの「番人」兼「司書」

メッセージアーカイブ製品は、会社の資産であり、ビジネス活動の記録であるメールやIMの活用の幅を大きく広げていく。過去のメール、IMデータの重要性は企業ユーザーも着目はしているものの、そのために大きな投資はできないという事情がある。社外からの要請、法令や社内事情などから発生するニーズとそれに合わせた機能選択が効率的な「資産活用」につながる。