データの活用とガバナンスを両立  情報サプライチェーンの確立でデータ活用型企業になる

Big Data 時代をむかえ、企業が活用していかなければならない情報量は増大の一途をたどっている。そこで求められるのは、やみくもにデータを貯め込むことではなく、ビジネスの視点で情報を統合し、ビジネス分析に信頼できる情報を提供できる確かな基盤を整えることだ。当然そこには、ミッションクリティカルなデータも含まれることから、堅固な情報セキュリティも求められる。情報をセキュアに統合しビジネスに使える形にする基盤を、情報のサプライチェーンの枠組みで捉えるのが「Information Integration&Governance(IIG)」という概念だ。IIGに新しいデータ活用のヒントを、全5つの視点から探る。

新着記事

top_news001.gif 活用と保護を両輪に:データの流れをサプライチェーンとして捉える情報ガバナンスとは?
データが急増を続ける中にあって、企業が新たな成長軌道を描く上で情報活用の必要性が増している。それとともに、データを管理するデータベースのセキュリティ強化が求められている。一般に、管理を強固にするほど、情報は活用しにくくなりがち。この課題を克服し、情報の価値を最大限に引き出すことを支援するアプローチはどのようなものだろうか。(2011/06/21)

top_news002.gif アクセスログとリアルタイム監視:データベースへの不正アクセスを阻止する「守護者」とは?
不正アクセスが社会を騒がせている昨今、対応が急務とされているのがデータベースの保護である。万一、不正アクセスを許した場合には、膨大な量の情報漏えいが見込まれ、その結果、信用が失墜するとともに金銭的な被害も発生しかねない。その対策を支援するために、日本IBMが提供しているアプライアンス製品が「InfoSphere Guardium」である。(2011/06/21)

top_news001.gif 充実した製品群であらゆる分析ニーズに対応:世界中の豊富なノウハウを結集したIBMのデータウェアハウス基盤に迫る
企業における情報活用は広く行われているものの、大きな成果を上げた企業は少ない。企業の分析ニーズは多種多様で、適切な製品選定を行えていないことなどが原因とされる。日本IBMでは、幅広いデータ分析製品群を取り揃え、あらゆる企業のデータ分析活動を支援している。(2011/06/28)

top_news004.gif IBMのデータ管理ソリューションの魅力とは:複数拠点に分散したマスター・データを統合し利益を創出せよ
企業では無数に存在するシステムで情報が個別に管理されており、そのことが大きな課題となっている。これを解決するためのアプローチが、マスター・データ管理(MDM)だ。最新動向などを日本IBMのソリューション担当者に聞いた。(2011/07/05)

top_news001.gif 情報の流れを可視化:多角的に情報を“追跡”、企業における情報活用の質を高めよ
全社の情報を統合管理するためには、各部門で異なる意味で使われている用語の再定義やシステムの現状把握、次世代の情報基盤の設計、データのマッピングなど、さまざまな作業が不可欠である。しかし、これらの作業が統合されていないと、データ品質が低い「使えないDWH」ができてしまう。これらの作業を統合することにより高いデータ品質を保てる情報連携基盤として、日本IBMが提供しているのが「IBM InfoSphere Information Server」である。(2011/07/12)

top_news002.gif 業務量の変化にも柔軟に対応:日本生命の「新統合計画」を下支えするデータベース基盤
日本生命では2006年8月から顧客サービスのさらなる充実を目的にした「新統合計画」を推進している。現在、2012年の完了を目指し、基幹システムを抜本的に再構築する「新統合システム」の開発を進めている最中だ。その実現に向け、「IBM DB2 pureScale」と「IBM Power Systems」を組み合わせ、業務量や業務プロセスの変化に柔軟に対応可能なデータベース基盤の整備に取り組んでいる。(2011/07/25)

関連記事

news032.gif IBM、リアルタイムDB監視のGuardiumを買収
IBMがデータベースセキュリティ企業のGuardiumを買収した。ソフトウェア事業部に統合する計画だ。(2009/12/01)

news098.jpg DB2新版はPL/SQL対応、Oracleユーザーの移行狙う
日本IBMはリレーショナルデータベース管理ソフトの新版「DB2 9.7」を発表した。PL/SQLに対応し、コスト削減でも優位性を示すなど、Oracleユーザーの乗り換えを狙う。(2009/05/21)

news078.jpg IBMがCognos戦略を発表
IBMは「Information on Demand(IOD)」戦略の下、CognosのBI機能を組み込んだ製品を提供する。(2008/02/07)


提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2011年9月30日

関連リンク

Information Integration& Governance

サプライチェーンの枠組みで情報を管理する「Information Integration&Governance」

InfoSphere Guardium
(情報漏洩対策ソリューション)


世界500社の導入実績を持つグローバルスタンダード


ホワイトペーパー

企業の成長を支える信頼のテクノロジー
IBM DB2

 
DB2 9は、今日のさまざまなビジネス・ニーズに対応する新機能を提供する。ITコストを削減しつつ、組織全体のビジネス・データを統合し、重要な情報資産を安全で回復力のある情報管理システムで活用することができる。


 

IBM DB2 pureScale
 
DB2 pureScaleは、予期せぬ障害が発生しても処理を継続するようにデータベースを使用可能にし、多量のトランザクションに対しても無限の処理能力を提供する。


 

IBMソフトウェア お客様導入事例
日本生命保険相互会社様

  
IBM Power Systemsの仮想化と DB2 pureScale で業務量・プロセスの変化に柔軟に対応可能なDBサーバー基盤を構築した事例をご紹介。


 

IBM InfoSphere Information Server
 
IBM InfoSphere Information Server は、データのプロファイリング、クレンジング、変換、提供など、統合処理に関わるさまざまな機能を1つに集約させた情報統合基盤である。異種混在のIT環境においても、複雑なデータ統合処理を円滑かつ低コストで実現し、企業内の情報資産をビジネスの現場で最大限活用できるようにする。

 

IBM InfoSphere DataStage
 IBM InfoSphere DataStageは、ソース、ターゲット、時間などの制約に関係なくあらゆるタイプのエンタープライズ・データを緊密に統合する。データウェアハウス(DWH)を実現するETLソリューションをご紹介したい。

 

マスターデータ管理のビジネス・バリュー
 
最大のビジネス価値を生み出すのはどの MDM ソリューションか? この答えを得るには MDM のビジネス・ケースにおいて鍵となる、利益/コスト/時間/リスクという 4 つの分野について調査する必要があります。本書は、IBM の MDM ソリューションにより達成できるビジネス利益を、企業が認識および定量化する際の手引きとして作成されました。

 

IBM Initiate ヘルスケア・ソリューション
 
医療機関の競争が激化する中、必要なのは医療情報交換ソリューションです。このソリューションはマスター・インデックスを中核とし、患者、医師、ビジネス・パートナー、それぞれの相互関係の理解を把握するのに役立ちます。IBM Initiate EMPI ソリューションは、インテリジェントな「ミドルウェア」として、基礎となるアーキテクチャーに左右されることなく、臨床情報や、市場をリードするインテリジェンスの基盤として機能します。

 

IBM Initiate Patient
 
医療の無駄を削減し、すべての人々の健康 (公衆衛生) を積極的に改善し、医療情報テクノロジー (HIT) の有意義な利用を可能にするため、医療機関はアプリケーション中心のビューから患者中心のビューへ移行しています。 IBM Initiate Patient は、重要な患者データ管理の問題に取り組んでいます。IBM Initiate Patient は、医療情報交換(HIE) の利用者が全利用アプリケーションにわたって患者を検索し、患者ドメインで患者記録を検出し、変化する情報共有要件や増大する利用者数に対応できるようにします。

 

IBM Smart Analytics System ブローシャー

サーバー、ストレージ、データウェアハウスに特化したソフトウェアをワン・パッケージで提供。スマートなビジネスを加速する分析アプライアンスをご紹介する。

 

包括的なデータベース・セキュリティを実現する8つの手段
 
データベースに対して包括的なセキュリティー対策を実施するにあたり必要不可欠な8つのベスト・プラクティスを紹介する。

 

Information Governance (情報統治) とは何か?
 
Information Governance(情報統治)により、情報のサプライチェーンを監視し、情報を首尾一貫して定義したうえで十分に把握し、質の高い情報を維持できるようになる。また、情報の所在にかかわらず、ライフサイクル全体を通じて情報を管理/保護し、セキュリティーを確保することが可能になる。

 

IBM InfoSphere Guardium データシート
 
データベース・セキュリティーとコンプライアンス・ライフサイクル全体を統合管理する IBM InfoSphere Guardium 8 の機能を詳しく解説しています。