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Google、モバイルポイントカードのPunchdを買収
モバイルのクーポンや決済に注力するGoogleが、「コーヒー5杯で1杯無料」といったポイントカードサービスをモバイルアプリで提供するPunchdを買収した。
米Googleがモバイルポイントカードサービスの米Punchdを買収した。Punchdが同社のWebサイトで明らかにした。買収総額など詳細は公表されていない。
Punchdは2010年創業のサンフランシスコに拠点を置く非公開企業。ショップやレストランが発行するポイントカード(商品を5個購入すると1個無料になる、などのサービスカード)に置き換わるモバイルアプリを開発している。現在は、サンフランシスコの一部地域で利用できるiPhoneとAndroid向けのアプリ(β版)を提供している。ユーザーは、同サービスに加入しているショップのレジに用意されているQRコードを端末で読み込むことで、サービスを利用できる。
Punchdの6人のチームは、Googleの本社に入る。同社のFacebookページによると、サービスの開発はそのまま継続する。
Googleは、モバイル決済サービス「Google Wallet」やモバイルクーポンサービス「Google Offers」を立ち上げており、Punchdのサービスをこれらと連係させる狙いとみられる。
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