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Microsoft、TechEd 2012でiOSやAndroidもサポートする「Windows Intune 3.0」を発表
20回目になる北米でのTechEd 2012は“クラウドOSの時代”におけるMicrosoftの戦略を説明するものとなった。
米Microsoftは6月11日(現地時間)、フロリダ州オーランドで開発者向けカンファレンス「TechEd 2012」を開催した。今回で20回目になる同カンファレンスには1万人以上の開発者が参加した。
初日の基調講演にはサーバ&ツール部門社長のサトヤ・ナデラ氏が登壇し、「Windows Server 2012」や「Windows Azure」の新機能について語った。
4月にWindows Server 2012という正式名称が発表された次期サーバOSは、現在リリース候補(RC)がTechNet Evaluation Centerで公開されている。
Windows Azureについては、Microsoftのテクニカルフェロー、マーク・ルシノビッチ氏が、仮想ネットワークと仮想マシンのサポートや、Linuxの仮想イメージ、PythonやJavaなどの言語サポートについてのデモを行った。
ナデラ氏は、クラウド型のPC管理サービス「Windows Intune」のバージョン3も発表した。新版は、Active Directory(AD)とExchange ActiveSyncを利用したMDM機能を備え、Windows Phone端末やWindowsタブレットだけでなく、米AppleのiOS端末、米GoogleのAndroid端末も管理できる。現在、Windows Intuneのページで新版の30日間無料トライアルにサインアップできる。
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