SkypeのMac版、Windows版、Linux版がアップデート
Mac版では、評判の悪かった連絡先リストの表示が改善され、Windows版では連絡先リストで頻繁に通話する相手をリストのトップに固定できるようになった。
米Microsoft傘下のSkypeは6月15日(現地時間)、Mac版、Windows版、Linux版のSkypeをそれぞれアップデートしたと発表した。
Mac版(バージョン5.8)
連絡先リストの表示が大き過ぎるというユーザーからのフィードバックを基に、連絡先リストをスリムにし、リサイズや表示位置の移動ができるようにした。ビデオ通話の相手がモバイル版(iOS、Android、Windows Phone)を利用しており、カメラの縦横を変更した場合、画面表示が自動的に対応するようになった。また、Macの次期OS「OS X Mountain Lion」に対応した。OS X Mountain Lionは、7月にMac App Storeからダウンロードできるようになる。
Windows版(バージョン5.10)
連絡先リストのトップに「お気に入り」コーナーができ、よく通話する相手を登録できるようになった。また、Facebookの連絡先とまとめて表示するようになった。ビデオ通話が不調な場合、ビデオレンダリング技術を旧版にもどせるようになった。
Skypeは13日、Windows向け無料版の通話中にディスプレイ広告を表示する「Conversation Ads」を発表した。「Skype Credit」を持っていないか、サブスクリプションサービスに加入していない利用者の1対1の音声通話の画面に広告が表示される。
Linux版(バージョン4.0)
複数の会話を表示する機能の追加や会話のユーザーインタフェースを刷新するなどで、Mac版やWindows版とのギャップを縮め、音声通話の品質も高めた。
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