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Facebookを支えてきたCTOが起業を目指し退社へ
FacebookのFriendFeed買収でFacebook入りして以来、CTOとして大きな役割を果たしてきたブレット・テイラー氏が今夏退任し、Google時代の同僚ケビン・ギブズ氏とともに新企業を立ち上げる。
米FacebookのCTO(最高技術責任者)を務めるブレット・テイラー氏が6月15日(現地時間)、今夏に退社すると自身のFacebookで発表した。かつての米Googleでの同僚、ケビン・ギブズ氏とともに、新企業を立ち上げるという。
テイラー氏は、2003年からGoogleでプロダクトマネジャーとして「Google Maps」や「Google Maps API」などを手掛けた後、2007年にフィードアグリゲーターのFriendFeedを設立。FriendFeedが2009年8月にFacebookに買収された際、Facebook入りし、CTOに就任した。CTOとしては、Open Graphや一連のモバイル関連機能を統括してきた。
米All Things Dによると、プラットフォーム関連事業はマイク・バーナル氏が、モバイル関連事業はコリー・オンドレイカ氏が引き継ぐという。
テイラー氏は「こうした引き継ぎは簡単ではないが、(後に残る)チームの力を確信している」とし、「マーク・ザッカーバーグ氏に特に感謝する。あなたはボスであっただけでなく、私のメンターであり、親しい友人でもあった」と書いている。
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