Windows Phoneアプリが10万本突破 Androidより早く達成
MicrosoftはWindows Phone 8の発表の際、アプリストア「Marketplace」の登録アプリ数が10万本を突破したことも発表した。GoogleのAndroid向けアプリストアより早い達成になった。
米Microsoftは6月20日(現地時間)、モバイルアプリストア「Web Marketplace」の登録アプリ数が10万本を突破したと発表した。Windows Phone部門社長のテリー・マイヤソン氏は「Windows Phone Summit」のキーノートで、「他のモバイルプラットフォームよりも早く10万本を達成した」と語った。
Windows Phoneのアプリストアは2010年11月に「Windows Phone 7」の最初の端末発売と同時にオープンしており、10万本達成に約1年7カ月かかったことになる。ちなみに、米AppleのApp Storeは2008年7月のオープンから約1年3カ月で、米GoogleのGoogle Play(旧Android Market)は2008年10月のオープンから約2年で達成している。マイヤソン社長の言う「他のプラットフォーム」にはiOSは含まれていないようだ。
同日、米Amazon.com傘下のAudibleのオーディオブックアプリがアプリストアに追加された他、米Zyngaの人気ゲーム「Words with Friends」とお絵描きアプリ「Draw Something」、米Gameloftの「N.O.V.A. 3 - Near Orbit Vanguard Alliance」などが年内に登場する。
同日発表された次期モバイルOSの「Windows Phone 8」は次期OS「Windows 8」と同じコア技術を採用していることから、Windows開発者がWindows Phone向けアプリ市場に比較的容易に参入できるという。アプリ開発者向けのWindows Phone 8のSDKおよびVisual Studio 11ベースの開発ツールは今夏に提供の予定。Windows Phone 8搭載端末は今秋にNokiaやSamsung Electronicsから発売される見込みだ。
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