Windows RT搭載端末、Samsung、Lenovo、Dellも発売へ ASUSに加え
Microsoftが、ARM版Windows「Windows RT」搭載端末を、ASUS、Lenovo、Samsung、Dellが発売すると発表した。
米Microsoftは8月14日(現地時間)、10月26日リリース予定のARM版Windows「Windows RT」搭載端末を製造するOEMを公式ブログで発表した。既に発表しているMicrosoftのオリジナルタブレット「Surface RT」と台湾ASUSの「ASUS Tablet-600(Windows RT)」に加え、韓国Samsung Electronics、中国Lenovo、米Dellが製品を準備中という。
Microsoftの長年のOEMパートナーである台湾Acerと米Hewlett-Packard(HP)については不明だ。AcerはMicrosoftに対し、Surfaceでタブレット市場に自ら参入する計画を再考するよう強く求めたと伝えられている。
Lenovoは10日に「Windows 8 Pro」搭載タブレット「ThinkPad Tablet 2」を発表した。同社のWindows RT搭載端末は1月のCESで展示していた「IdeaPad YOGA」になるとみられている。
Microsoftはまた、Windows RTのバッテリー持続時間についても触れた。10.1〜11.6インチディスプレイ、バッテリー容量25〜42ワット時のプロトタイプでテストしたところ、高精細動画を全画面表示で再生した場合は8〜13時間、「Connected Standby」(スリープに代わるWindows RT独自の待機状態)では320〜409時間(つまり2週間以上)持続したという。
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