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Apple、エンジニアリング担当副社長2人を上級副社長に昇格 マンスフィールド氏はクックCEO直属に
Macソフトウェアエンジニアリング担当副社長のクレイグ・フェデリーギ氏とハードウェアエンジニアリング担当副社長のダン・リッチオ氏がそれぞれ上級副社長に昇格し、6月に退任を発表したボブ・マンスフィールド氏は“将来の製品”に取り組むためにAppleに留まる。
米Appleは8月27日(現地時間)、Macソフトウェアエンジニアリング担当副社長のクレイグ・フェデリーギ氏とハードウェアエンジニアリング担当副社長のダン・リッチオ氏を上級副社長に任命したと発表した。これで、ティム・クックCEO直属の上級副社長は10人になる。
同社はまた、6月にハードウェア担当上級副社長からの退任を発表したボブ・マンスフィールド氏がAppleに留まることも明らかにした。同氏の肩書きについては言及されていないが、クックCEO直属として、“将来の製品”に従事するという。
フェデリーギ氏は、故スティーブ・ジョブズ氏が立ち上げた米NeXTを経てAppleに入社。米Aribaに一度転職したが、2009年にAppleに戻り、Macソフトウェアエンジニアリング担当副社長に就いた。同氏は引き続き、Mac OS Xを統括する。
リッチオ氏は、1998年にプロダクトデザイン担当副社長としてApple入りし、iPadハードウェアエンジニアリング担当副社長として初代iPadからすべてのiPadの責任者を務めてきた。マンスフィールド氏退任の際に後任に指名されている。同氏はiPhone、iPod、iPadなどほとんどのAppleのハードウェアを統括する。
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