米Googleは8月30日、Webブラウザ安定版「Chrome 21」のアップデートをLinux、Mac、Windows向けに公開し、複数の脆弱性に対処した。
同社のブログによると、最新版の「Chrome 21.0.1180.89」では計8件の脆弱性に対処した。このうち不正なキャストに起因する脆弱性など3件は、危険度が同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」と位置付けられている。このレベルの脆弱性を悪用された場合、サンドボックス内部で任意のコードを実行されたり、セキュリティ機能をかわされたりする恐れがある。
脆弱性情報を寄せた外部の研究者には、程度に応じて1件につき500〜1000ドルの賞金が贈呈された。
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.