Kindle本の日本発売で米国アカウントユーザーが注意すべきこと
米国Kindle Storeで購入したコンテンツを日本のアカウントに“結合”できるが、そうするといずれかのストアでしか購入できなくなる。【11月6日UPDATE:結合方法は改善されました。】
【UPDATE2】Amazon側で、日米アカウントの連結方法を改善したようだ。詳細はこちらの記事を参照のこと。
【UPDATE】日米アカウントのコンテンツの結合方法、同じメールアドレスでアカウントを作成した場合の対策について、別記事を掲載しました。
米Amazon.comの電子書籍サービスKindleがいよいよ日本に上陸し、ハードウェアに先行して10月25日から日本のAmazon(Amazon.co.jp)でも「Kindle本」が購入できるようになった。
他の国のAmazon(例えば米国のAmazon.com)のアカウントを持っており、既にそのアカウントでKindle本を購入しているユーザーに対しては、Amazonは「他の国のAmazonで購入したKindleコンテンツを、Amazon.co.jpのKindleライブラリにまとめることができます」と説明しているが、注意すべきことがある。
例えば米国と日本で2つのアカウントを持っている筆者の場合、米国アカウントと日本のアカウントのKindleコンテンツを結合(とカスタマーセンターは呼んでいる)することはできるが、その際、結合後にはいずれかの国のKindle Storeでしか買い物ができなくなる。
日本のKindleストアでも洋書は購入できるが、米国と日本のKindleストアは独立したものなので、米国のKindle Storeにある洋書がかならずしも日本でも購入できるとは限らず、価格も同じではない(数冊確認した範囲では為替換算したところほぼ同程度の価格だったが)。
従って、今後も米国のKindle Storeでコンテンツを購入するつもりであれば、2つのコンテンツを結合せず、アカウントを切り替えて利用した方がよさそうだ。
ちなみに筆者は同じメールアドレスで日米のAmazonアカウントを作ってしまったため、日本でコンテンツを購入した段階で米国で購入したコンテンツが表示されなくなっており、現在問い合わせ中だ。
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