Windowsの次期版コードネームは「Threshold」?──ZDNet報道
ZDNetのベテランMicrosoftウォッチャー、メアリー・ジョー・フォーリー氏が、Windows 8.1の次のWindows OSのメジャーアップデートのコードネームは「Threshold」で、2015年春に実施されると報じた。
米MicrosoftのWindows 8.1の次のメジャーアップデートのコードネームは「Threshold」──。米ZDNetのベテランMicrosoftウォッチャー、メアリー・ジョー・フォーリー氏が、同氏の2人の情報筋の話としてそう報じた。
この情報筋によると、MicrosoftのOperating Systems Engineering Group担当上級副社長、テリー・マイヤーソン氏が社内メール内でこのコードネームについて語ったという。
フォーリー氏は、このアップデートはMicrosoftの3つの主要OS(Windows、Windows Phone、Xbox OS)すべてが対象で、2015年春に実施されるとしている。このアップデートの前に、2014年中にWindows 8.1のアップデートも実施されると同氏はみている。
Microsoftは将来的には「3つのOSを維持するつもりはない」とハードウェア部門責任者のジュリー・ラーソン−グリーン氏は語った(同氏の指す3つのOSはWindows Phone OS、Windows RT、Windowsだった)が、Thresholdの段階では、まだOSの統合は実施されないという。だが、この同時アップデートで3つのOSの共通要素が増えるとフォーリー氏は説明する。
現行のWindows 8.1のコードネームは「Blue」だった。MicrosoftはBlueについて、Microsoftの“デバイス&サービス”の取り組みを促進する計画全体のコードネームだとしていた。
なお、「threshold」は一般には敷居や閾値という意味だが、フォーリー氏によるとこのコードネームはXboxで人気のゲーム「Halo」に登場する架空の惑星の名称に由来するという。
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