Google Docsに機能を追加できる「アドオン」機能追加 地図埋め込みや宛名印刷など数十件でスタート
「Googleドキュメント」の「文書」に地図を埋め込んだり「スプレッドシート」の住所録での宛名印刷を可能にするといった機能を追加するための「アドオン」ストアが登場した。サードパーティー製を含む50件以上の無料アドオンが利用できる。
米Googleは3月11日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Docs(日本ではGoogleドキュメント)」の「文書」と「スプレッドシート」に機能を追加するための新メニュー「アドオン」を追加したと発表した。現在、サードパーティー製のものを含む50件以上のアドオンを選択できる。
ドキュメントの編集画面のメニューに追加された「アドオン」をクリックすると利用できるアドオンのリストが表示され、追加したいものをクリックするとアドオンの権限を承認する画面を経てインストールされる。
追加された機能はアドオンメニューのプルダウンメニューに追加され、ここで選択して利用できる。下は、Google製の翻訳ツール「Translate」の利用例だ。
一度インストールしたアドオンは別のドキュメントでも利用できる。文書とスプレッドシートで共通のアドオンもある。なお、スプレッドシートでアドオンを利用するには、昨年12月にリリースされた「新しいGoogleスプレッドシート」にアップデートしておく必要がある。
アドオンには、上記の翻訳機能の他、目次作成、地図埋め込み、宛名印刷、Google Analyticsのデータインポートなどがある。
サードパーティーは開発者向けページからアドオンストアに参加できる。現在は無料アドオンしかないが、Google Wallet経由で有料アドオンの販売も可能だ。
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