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「Google Chrome 34」の安定版リリース Flash Playerもアップデート
GoogleのChromeブラウザ定例アップデートでは、Windows 8のUI向けデザイン変更や31件にも上る脆弱性の修正が行われた。
米Googleは4月8日(現地時間)、Webブラウザ安定版の最新バージョンとなる「Chrome 34」(バージョン34.0.1847.116)をWindows、Mac、Linux向けに公開した。インストール後、ブラウザの再起動が必要。
Flash Playerを含めたセキュリティ関連のアップデートが多数実施される。
米Adobe Systemsによると、悪用された場合、任意のコードを実行されたり、情報が流出したりする恐れがある4件の脆弱性をこのアップデートで修正したという。
Googleは31件の脆弱性(上から2番目に高い「High」9件を含む)を修正した。
一般ユーザー向けの新機能としては、Chrome 32から追加された「監視対象ユーザー」の追加の際、設定済みの監視対象ユーザーを設定ごとインポートできるようになった。また、「Windows 8のUI(コードネーム:メトロモード)」での表示に変更が加えられた。安定性も向上したという。
開発者向けとしては、「Responsive Images」に対応したことで、Webページを表示する端末の画面サイズに応じた解像度の画像を表示できるようになった。
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