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Operaの同期サービスに不正アクセス、ユーザーはパスワード変更を

Operaの同期サービス「Opera sync」のシステムが不正アクセスされ、ユーザーのパスワードなどの情報が流出した可能性があることが分かった。

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 ノルウェーのWebブラウザメーカーOperaは8月26日、同ブラウザの同期サービス「Opera sync」のシステムに不正アクセスされた痕跡が見つかったため、ユーザーのアカウントのパスワードをリセットする措置を講じたと発表した。


不正アクセスで情報が漏えいした可能性のあるOpera

 同社のブログによると、不正アクセスの痕跡は8月22日の週に検出され、直ちに攻撃をブロックした。しかしOpera syncを利用していたユーザーのパスワードやログイン名などのアカウント情報が流出した可能性があることが分かったという。

 パスワードはハッシュとソルトで保護されていたと同社は説明しているが、慎重を期すためOpera syncの全ユーザーにメールで事情を説明し、パスワードの変更を促しているという。念のため、同サービスと同期していた可能性のある他のサイトのパスワードもリセットするよう勧告している。

 一方、Opera syncを使っていないユーザーは対応は不要だとしている。Opera syncの実質的な利用者数は7月の時点で約170万人と、Operaのユーザーベース3億5000万人の0.5%に満たないという。


同期サービスのユーザーのごくわずかだという(Operaより)

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