サービスマネジメントの新しい「鼓動」――企業インフラを動的に管理

統合された企業インフラ管理を行い、企業サービスのクラウド対応、そしてグリーン化を果たすには、IT資産のみならず非IT資産までサービスマネジメントの傘の下に包含する必要がある。IBMが「Pulse」で示す指針を探る。

新着記事

IBM Pulse 2013 Report:

Pulse 2013で予定される約500のセッションのうち、実に75%がユーザー自身による講演だ。開催2日目のゼネラルセッションも医療、運輸などエンドユーザー業界による成功事例が取り上げられた。

(2013年3月7日)
IBM Pulse 2013 Report:

クラウドが一般化し、モバイルやスマートアセットが増大するなか、それらが生み出すデータ量は莫大だ。効率とイノベーションの板挟みにあるIT部門に対し、IBMが指針を示す。

(2013年3月6日)

ブロック崩しのピンハネ事件やバチカンへのいたずら電話などジョブズとの思い出を明かした。

(2012年3月9日)
IBM Pulse 2012 Report:

東芝は自社カスタムのBIOSとTivoli Endpoint ManagerによるPC管理の仕組みをすべてのビジネスPCに実装予定。国内では「暑くなる前」のリリースを目指す。

(2012年3月9日)
IBM Pulse 2012 Report:

クラウド化により企業システムには従来と異なる視点のセキュリティ施策が求められる。情報漏えい対策に大きな穴があった米Equifaxはどのように対策したのだろうか。

(2012年3月8日)
IBM Pulse 2012 Report:

ママのアップルパイを食べる時のように「まあこれでいいか」とITを導入してはいけない――とTivoliのサバ―GMは指摘する。CIOに求められるのはテクノロジーをソリューションのコンテクストで捉えることだという。

(2012年3月7日)
IBM Pulse 2011 Report:

Pulse 2011を通じて実行力にこだわりを見せるIBM。複数のユーザー企業が「サービスマネジメントの実装を主導できるのはビジネス視点を有した部門」と証言する。イノベーションの主役たるサービスマネジメントはどのような革新をビジネスにもたらしたのだろうか?

(2011年3月3日)
IBM Pulse 2011 Report:

サービスマネジメントを主題にしたIBMの年次カンファレンス「Pulse」も4回目を数え、ゼネラルセッションのテーマはコンセプトから「実行力」へと移りつつある。無定見なオープン化を「愚かなこと」とし、ワークロードの統合を訴えるIBMの真意はどこに?

(2011年3月2日)
IBMのクラウドCTOに聞いた:

IBMでクラウド担当CTOを務めるクリストフ・クロークナー博士が来日。“IBM Cloud”の国内提供を2010年末と表明し、特に開発業務の大半はクラウド上で行われることになるだろうと述べた。

(2010年5月19日)
IBM Pulse 2010 Report:

「ISM(統合されたサービスマネジメント)なんて言ったって、そううまくは行かないんじゃないの?」――このような聴衆内の“懐疑派”に対しIBMが提示したのは、企業や行政、そして医療機関による各種証言である。

(2010年2月25日)
IBM Pulse 2010 Report:

米国ラスベガスでTivoliの年次カンファレンス「Pulse 2010」が開幕。例年にも増してIT資産と非IT資産の統合管理に重きが置かれ、TivoliポートフォリオにおけるMaximoの存在感が増しつつあるようだ。

(2010年2月24日)
CloudBurst V1.2もお披露目:

IBMのカンファレンス「IBM Pulse Japan 2009 Autumn」が、11月5日に開催。基調講演では、市場で注目を集めるクラウドに対しサービスマネジメントの観点から展望が述べられるとともに「CloudBurst V1.2」もお披露目された。

(2009年11月5日)
Pulse Japan 2009 リポート:

IBMはクラウドコンピューティングの仕組みを自社内に導入し、コスト削減と新規ビジネスの開発につなげている。ここで得たノウハウを、同社が提唱するコンセプト「ダイナミック・インフラストラクチャ」につなげ、企業のサービス改善やリスク管理を支援する。

(2009年4月16日)
生き残りをかけ「Smart」を目指せ:

ダイナミックインフラストラクチャという概念のもと企業ITインフラのスマートな管理を図る日本IBMは、対応ソリューションを複数発表。非IT資産をも管理対象した新しいクラウドサービスの実現を図る。

(2009年2月25日)
容量2倍、スループット5割向上:

バックアップで生じた複製/重複データを排除し、必要なストレージの容量を抑えるソフトウェア製品を日本IBMが発売した。

(2009年2月12日)
IBM Pulse 2009 Report:

IBM Pulse 2009のゲストスピーカーは、直前まで明らかにされなかった。期待と不安の中にいる聴衆を熱狂の渦に包み込んだのは、伝説の“マジック”である――。

(2009年2月12日)
IBM Pulse 2009 Report:

ラスベガスで開幕したIBM Pulse 2009。サービスマネジメントについて、都市の特徴にちなみギャンブル的な手法を提示する……わけではなく世界戦略に基づいた緻密なメソッドが示された。それはサービスマネジメントの産業化という従来のビジョンから一歩進んだ、動的なインフラ管理である。

(2009年2月11日)
IBM Service Management Conference Report:

「サービス」の定義は難しい。事業部門が顧客に提供するものはサービスだし、その事業部門に対し管理部門が提供するものもサービスといえる。自明なのはサービスの合理的なマネジメントが企業成長につながるということだ。それにはサービス対象の「事前期待」を把握することが必要だという。

(2008年11月14日)
企業競争力のカギ:

IBMはTivoliで実現するITSMがインフラ部門のビジネス的価値を向上させ、企業競争力を高めるカギになると考えているようだ。

(2008年7月31日)
ITSM=単なる運用ではない:

Tivoliは「VCA(Visibility、Control、Automation)」というキーワードに基づき、サービスマネジメントの最適化を図るという。

(2008年7月22日)
IBM Pulse 2008 Executive Interview:

約4500名の参加者を集め、盛況のうちに終幕したTivoliの年次カンファレンス「IBM Pulse 2008」。Tivoliゼネラルマネジャーのアル・ゾラ氏は、「テクノロジーおよびハードウェア、ソフトウェアの融合を紹介し、ユーザー間でベストプラクティスを共有できたことが成果だ」と話す。

(2008年5月26日)
IBM Pulse 2008 Report:

IBMのソフトウェアブランド、Tivoliのカンファレンス「Pulse 2008」では、ITサービス/アセットマネジメントの進化に向けたIBMの戦略を読み取れる。

(2008年5月21日)

関連記事

トップと現場のかい離をなくす:

日本IBMの橋本孝之新社長が、2009年の経営方針を説明した。景気の悪化に負けない企業体制の構築を目指し基礎固めを優先しながら、顧客営業の強化にも乗り出すなど、新生IBMの礎を築く1年にする。

(2009年2月19日)
IBM Information on Demand 2008 Report:

「電力削減」を掲げつつもなかなか実行に移せない企業は多い。IBMは自社のソフトウェアを使って、会社のどこで電力を浪費しているかを具体的に把握している。数値ベースでの電力消費をつかむことが、グリーンITで明確な効果を出すはじめの一歩になるかもしれない。

(2008年10月31日)
IBM Security Summit 2008:

IBMはセキュリティ分野への進出強化に当たっていくつかの企業買収を実施した。質実剛健な“IBM”らしさを失わずに、手にした技術や製品、ノウハウ、人的リソースをどのように統合させていくのだろうか。

(2008年10月6日)

すべてのデータを復元している最中に、特定のデータを優先的に復元できるバックアップソフト「IBM Tivoli Storage Manager FastBack V5.5」を日本IBMが発売した。

(2008年9月30日)
新興国開拓を狙う:

IBMでは新タイプのクラウドコンピューティングインフラとデータセンターを構築する計画を拡大する方針であり、ブラジル、韓国、インド、ベトナムに4つの新しい施設を開設する。

(2008年9月29日)

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