時代変化に乗れ！　変化するIT投資の潮流を、SMBだからこそ先取りする！

予算と人員が限られている中小企業にとって、IT導入の失敗は死活問題だ。今回は中小企業がサーバ仮想化を進める上での注意点を具体的に解説する。

サーバ仮想化といえば、以前は数十台から数百台規模のサーバを抱える中堅、大企業がコスト削減を目的に実施するという認識があった。しかし、現在では中小企業まで裾野は広がっているのだという。

中堅中小企業がIT投資を効果的に行なうには、どうすればいいのか？企業が十分な成功を収めるための道筋を探るインタビューの後編をお送りする。アルテ監査法人代表社員で公認会計士、税理士の、大原達朗氏が説くのは経営トップの意識改革だ。

中堅・中小企業のIT投資がうまく進捗していないとの声がよく聞かれるが、これらの企業はなぜIT投資による十分な成功を、なかなかおさめられないのか。その背景にあるものとは何か。アルテ監査法人代表社員で公認会計士／税理士の大原達朗氏に聞いた。

中小企業のサーバ導入ではコストが優先されがちだが、ノークリサーチの岩上シニアアナリストは「運用での課題解決に貪欲になるべき」とアドバイスする。

中小企業におけるサーバ選定のポイントなどについて、ノークリサーチの岩上シニアアナリストが解説した。

セブン-イレブンで学んだフランチャイズ店舗管理のノウハウをアウトソーシングしようと30代半ばで起業。福井社長は、「小売店や飲食店の現場を活性化し、日本をもっと元気にしたい」と話す。

中堅中小企業がITを取り入れ使いこなしていく指針を、経営の観点から読み解く。デロイトトーマツリスクサービス パートナーの丸山満彦氏が解説する。

「経営革新など、われわれ中堅・中小には縁遠い」と思い込んでいる経営者は多い。しかし、経営革新の本質は決して難しくない。「市場や顧客を観察し、次の手を考える。この繰り返しがイノベーションだ」とクレディセゾンの林野社長は話す。

中堅中小企業は、IT投資のロードマップに、災害対策をどう組み込むべきだろうか。「震災後、データセンター事業者への問い合わせが急増している」と指摘するITRの金谷氏に、足元の動向と今後の方向性を聞いた。

「ゴホンといえば龍角散」は200年の歴史があるが、経営者は一代として同じことをやってこなかった。「生物と同じ。環境は変わる。進化しなければ生き残れない。それは会社を新しくつくるよりたいへん」と8代目、藤井社長は話す。

SMB市場では、現実としてITの浸透は思ったほど進んでいない。ガートナー ジャパンの片山氏は、ITベンダー取り組み、企業側の姿勢それぞれについて課題を指摘している。

先の震災からの復興では、被害がひどかった岩手県や宮城県の自治体でも住民基本台帳と戸籍のバックアップデータが確認され、住民サービスの復旧作業が迅速に進んでいることが報じられた。業務の根幹を支えるデータのバックアップに関して、いま一度確認しておく必要があるだろう。

景気低迷で長らく減速していた中堅中小企業のIT投資だが、徐々に底打ち観測も出てきた。今後ITベンダーはどう勝機を掴み、ユーザーとしての中堅中 小企業は、どのような成長投資をすべきか？ IDC Japanのアナリスト2人が分析する。

ITでやりたい事がない。これが意外に大きい、中堅・中小企業がIT活用に積極的でない理由なのだという。「だからこそ裏を行け！」ノークリサーチの岩上氏が、まさに盲点とい う逆転の秘策を提案する。

名門コースとして知られる東急セブンハンドレッドクラブは、外資系ゴルフ場が価格競争を仕掛ける中、こだわりのある、質の高いサービスで差別化を図っている。

企業が限られたIT予算で市場トレンドを捉えたセキュリティ対策を行うには、どうしたらいいのか。3つのキーポイントで解説していく。