サクラ大戦新春歌謡ショウ「笑え!花組」初日を迎えるラストには嬉しい夏の歌謡ショウの予告も

1月7日〜10日まで開催されている新春歌謡ショウ「笑え!花組」は、3月31日にDVD BOXとしての発売も決定している。しかし! これが生で観なくて正月を迎えられるかってんだい!

» 2005年01月07日 22時07分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 今年で5回目となる、お正月恒例の「サクラ大戦新春歌謡ショウ」が本日1月7日、東京渋谷区にある青山劇場にて初日を迎えた。その幕が開く直前には最終通し稽古が行われ、その内容を記者をはじめとした関係者に公開された。

 「サクラ大戦新春歌謡ショウ」とは、セガのゲーム「サクラ大戦」シリーズに登場する帝国歌劇団の声優陣が、キャスティングもそのままにゲームと同じ衣裳を身にまとい、レビューやお芝居を繰り広げるステージショウだ。毎年夏に行われるスーパー歌謡ショウと共にファン注目のステージイベントとなっている。

 気になる内容だが、ステージは2部構成。第1部は、大帝国劇場付の中嶋親方が現場を辞めたいと言い出し、それを思いとどまってもらうべく花組の面々があの手この手で説得を試みるという展開。さらにダンディ団や川岡刑事も加わり話はあらぬ方向へ……というもの。第2部は養老院の慰問に訪れた花組の面々が「ああ、無情」を演じる。また楽しい珍楽器演奏や、すごろくなどで盛り上がった。また、舞台フィナーレ後には夏の歌謡ショウ「新・青い鳥」の予告も。そちらも楽しみだ。

親方と広井氏によるお約束の前説からスタート。花組の華麗なレビューで幕が開く
なにから内緒話の2人。中嶋親方が辞めるのを止めたいと、正月の親方邸に集まる面々。親方邸はいたるところにカラクリが仕掛けられており、いつでも舞台に早変わりするのだ
サクラとマリア達も駆けつけようと皆を待つ。李紅蘭の物騒な言葉に隠れて張っていた川岡刑事が反応。追いかけていく
親方邸はさらに人が集まり、事態はあらぬ方向へ。果たして親方は本当に辞めてしまうのか……?
第2部は楓のリーディングで「ああ、無情」を演じる。ジャン=バルジャン(役=マリア)とジャベル(役=李紅蘭)の宿命の対決を経て、フォンティーヌ(役=サクラ)との運命の出会いが。しかし、それは悲しい別れだった……
フォンティーヌの忘れ形見である娘コゼット(役=アイリス)を捜すジャン。なんとか見つけ出し2人は共に暮らすことに。コゼットは大きくなり、そして恋をする。宿命のライバルの死をもって彼は運命を見つめ返す……
お楽しみ新春すごろく対決。すごろくのマスに当たった命題をクリアしていくことに。マリアは思い出の小道具を使ってこんなことに。サクラは三味線を披露した
みんなで口ずさむ歌をハモる。重なっていく歌が美しい。そして舞台はフィナーレのゲキテイ!へ
最後には嬉しい次回予告も。帝都に突然現れた脇侍。立ち向かうはもちろんサクラ! 脇侍を沈黙させたが、帝都に謎の笑い声が響き渡る……。

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