10年の時を経てあのシリーズの系譜を受け継ぐタイトルが登場――「METAL SAGA〜砂塵の鎖〜」
3D化によって進化を遂げた「METAL SAGA」。10年という時を経て蘇った本作は、あらゆる意味でこれまでを凌駕している。自分自身が作り上げる物語に酔いしれろ!
ゲームを作り上げていくのは自分自身
「METAL MAX」(注:1991年、1993年、1995年 データイースト作品・新宿EXP商標)の系譜を受け継ぐタイトル「METAL SAGA〜砂塵の鎖〜」(以下、「METAL SAGA」)。「プレイヤーの選択権を尊重し、当事者性を大切にするRPG」と題された本作は、やるべきことは少なく、できることが多い、まさに「METAL MAX」の後継作とも言うべきタイトルだ。
プレイヤーは決められた1本道のストーリーをなぞるのではなく、どのように進めていくのかは自分自身が決定していく。マップの移動に関しても、決められた順路といったものはなく、進み方は自由。その結果「これは自分の物語なのだ」と、プレイヤーが実感できる作りになっているとのこと。
ゲームの内容は、ハンター(賞金稼ぎ)である主人公が、各地の酒場などから賞金首の情報を手に入れ、自分の力に見合った相手を自由に選んで戦っていくというもの。
ハンターの他には、戦車の修理ができる「メカニック」や、戦車を必要としないほど強い「ソルジャー」、そして自分の判断で戦闘を行う遺伝子改造された「犬」などのキャラクターが登場する。
なお、主人公の前に立ちふさがるモンスターたちも、「METAL MAX」に負けず劣らず個性豊かなモンスターたちが揃っている。
イベント総数は800以上を予定しており、体験したイベントによっては、後々のストーリー展開やエンディングが異なるとのこと。ちなみに、プレイヤー独自の物語を生成していくこのシステムは、「フローティングイベントシステム」と呼ばれている。
他にもゲーム中には、「筋肉体操」「のみくらべ」「ドッグファイト」「ゲコゲコ大作戦」など全部で12種類用意されているミニゲームも用意されており、やり込み系のタイトルを好む人にはたまらない仕上がりとなっている。
戦車はさらなる深みを持って登場
「METAL MAX」と言えば、戦車。というわけで、「METAL SAGA」にももちろん戦車が登場する。ここからは戦車のカスタマイズ(装備変更)についての説明を行おうと思う。
カスタマイズできるのは、「主砲」「副砲」「SE(特殊装備)」といった攻撃用の武器。総重量に影響を及ぼす「エンジン」、防御力に影響を及ぼす「Cユニット」、そして装甲に貼り付けることで防御力が上がる「タイルパック」などで、その数は100種類以上が用意されている。
また3Dの表現が可能になったことで、戦車のペイント機能が採用されており、自分好みのカラーリングやマーキングを施すことができるようになっている。なお、このペイントはUSBマウスにも対応しているので、コントローラーでは描きにくいという人も安心だ。
また、手に入れた車両は名称の変更も行えるので、名実共にプレイヤーオリジナルの戦車を創り上げることが可能となっている。ただ、オリジナルも良いがやはり史実にある車両を操りたいという人も多いだろう。
どうやらそこは予想済みだったようで、「METAL SAGA」には「ティーガー(タイガー)」などの実在する有名戦車や、「メルカバ」などの「METAL MAX」ファンにはおなじみの戦車、そして「バス」などの一見戦闘に不向きな車両も用意されているとのこと。
戦闘システムには、9分割されたパネルから選ぶ、コマンド入力方式が採用されており、行動スピードの早いキャラクターから順に行動していくこととなる。コマンドには「武器(攻撃)」「防御」「アイテム」「逃走」「(ゲームの進行によって覚える)特技」「(戦車の)乗降」などがある。
なお、戦車を手に入れるまではプレイヤーは生身で闘うことになる。とは言え、やはりモンスター相手に普通の人間が太刀打ちできるはずもないので、戦闘を有利に、なおかつ生き続けるために、戦車をどれだけ手に入れるかが重要となるだろう。
また、その頼みの戦車が戦闘中に大破した場合だが、そのキャラクターは降車して生身のまま戦うとのこと。大破した戦車は、マップ上に放置されるので、牽引できる別の戦車で引っ張るなどして、修理屋に運ぶことになるのだ。
「METAL MAX」の系譜を受け継ぐ「METAL SAGA〜砂塵の鎖〜」。近年、やり込み系で評価を受けているタイトルは幾つもあるが、その元祖ともいうべき本作がどのように仕上がってくるのか、今はただ静かに待ちたい。
METAL SAGA〜砂塵の鎖〜 | |
対応機種 | PlayStation 2 |
メーカー | サクセス |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2005年春発売予定 |
価格 | 7329円(税込) |
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」