NEC「らくらく無線スタート」PSPの2タイトルで採用

NECならびにNECアクセステクニカの無線LAN自動接続機能「らくらく無線スタート」が、SCEの発売する「WIPEOUT PURE」(ワイプアウト ピュア)と「ダービータイム」に採用されることを発表。

» 2005年03月25日 16時54分 公開
[ITmedia]

 NECならびにNECアクセステクニカがAterm WARPSTAR(エーターム・ワープスター)シリーズにおいて提供している、アクセスポイント側でボタンを操作するだけで無線LAN接続を自動設定できる「らくらく無線スタート」機能が、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(以後、SCEJ)が発売するPSP専用ゲームソフトウェア2タイトル「WIPEOUT PURE」(ワイプアウト ピュア)と「ダービータイム」に搭載されることを発表した。

Aterm WR6600H
Aterm WR7800H

 「らくらく無線スタート」を搭載しているゲームタイトル「WIPEOUT PURE」(ワイプアウト ピュア)と「ダービータイム」は、PSPの無線LAN機能(インフラストラクチャモード)を使ってゲームを楽しむ際に、Atermシリーズアクセスポイントとの間の接続設定を、アクセスポイント側のボタン操作を行うだけで、簡単に完了することができるようになっている。

 「らくらく無線スタート」は、アクセスポイント側にあらかじめ登録されているSSIDおよび暗号化キーなどの無線LAN接続設定を、アクセスポイントのボタンを操作することによりアクセスポイント側からクライアント側に転送し、クライアント側の設定を自動的に行える機能だ。ちなみに、無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化キーの出荷時設定は128bitWEPモードであり、親機ごとに異なるSSIDとWEPキーが設定済で出荷されているので注意。

 「らくらく無線スタート」のクライアント側機能は、上記2つのゲームソフトウェアの「ネットワーク設定」機能内に組み込まれているため、プレイヤーは、ネットワーク設定機能から「らくらく無線スタート」を選択することにより、「らくらく無線スタート」対応のAtermシリーズアクセスポイントとの間の接続設定を、アクセスポイント側のボタン操作だけで、簡単に完了することができる。

 ただし、PSPからスキャンできる範囲にあるアクセスポイント数が14個以上の場合は正常に設定を行うことができない。また、接続設定を行うAtermアクセスポイントに登録されているSSIDが30桁より大きい場合、その他の無線LAN機能の設定状態によっては、正常に設定を行うことができない場合がある。

設定までの流れ

 では「WIPEOUT PURE」(ワイプアウト ピュア)を例にとって流れを説明すると、メインメニューから「オンライン」を選択すると、ネットワーク設定画面が表示される。ここで自動設定をセレクトする。次に自動設定メニューから「らくらく無線スタート自動設定」を選択すると自動で設定が開始される。

 親機(アクセスポイント)側の「らくらく無線スタートボタン」(SETボタン)を、親機のPOWERランプが緑点滅するまで押し続ける。緑点滅すると、PSP側が親機を検出。PSP側の画面が変化し、「もう一度らくらくスタートボタン(SETボタン)を押してください」と指示されるので、それに従う。

 親機のPOWERランプがこの時点でオレンジ点滅していることを確認して、再度「らくらく無線スタートボタン」をオレンジ点滅になるまで押し続ける。これで、親機側からPSP側に無線LANの設定情報が転送され、無線LANの設定が完了。

 転送された設定情報は「らくらく無線スタート自動設定」という名称の接続プロファイルに保存される。このプロファイルを選択することにより、ネットワーク接続が確立され、「ワイプアウト ピュア オンラインサイト」が表示される。

 すでに発表されているバッファローの無線LAN簡単設定システム「AOSS」と併せて利用可能。

 今回対応している4月7日発売「WIPEOUT PURE」(税込5040円)、4月21日発売「ダービータイム」(税込5040円)のPSP専用2タイトルは、インフラストラクチャーモードに対応しており、無線LANにて専用ホームページへ接続し、そこから追加サーキットや新マシン、新BGMをメモリースティックデュオにダウンロードできたり、実際の競馬のレース出走データを元にゲーム内通貨で賭けることができる。

「WIPEOUT PURE」
「ダービータイム」
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