レビュー
2005/06/22 16:34 更新


“美人”は3日で飽きる、というけれど……!? (1/3)

アジアンテイスト全開なアクションRPG「ジェイド エンパイア 〜翡翠の帝国〜」。数ある武器スタイルの中から好きなものをチョイスしたり、PTAが真っ青になりそうなドギツイ選択肢が会話で選べるなど、自由度は相当高い。アジアンテイスト全開の映像はマイナスイメージが強いが、気になる中身は……!?

あのBioWare最新作ですよ!

 日本人好みのジャンルであるRPGが極端に少ないXbox。そこに、数少ない期待の星である完全新作のアクションRPG「ジェイド エンパイア 〜翡翠の帝国〜」が、2005年6月16日に発売された。本作の開発を担当するのは、PC版RPG「バルダーズゲート」や「ネヴァーウインターナイツ」、Xbox版「Star Wars: Knights of the Old Republic」(日本語版未発売)で有名なBio Ware。RPGを作らせたら欧米ではかなりダントツでブッチギリなメーカー。

 そのメーカーが放つ最新作というから、洋RPGが好きなコアファンは、問答無用で期待してしまうというわけだ。

古代アジア風の世界観は、ちょっとバタ臭い

 本作の舞台は、古代アジア風の世界。ただし、あくまで“アメリカ人から見たアジア、というか中国風の世界”だ。瓦屋根の木造建築物や木箱、登場キャラクターの服装など、映画「ラスト・エンペラー」チックな雰囲気はかなりあるが、魔法(本作風にいえば“気”)や飛行機(魔力で飛ぶものらしい)など、ファンタジーな要素も多少は存在している。徹底して古代アジアを貫いているわけでもないようだ。

 この世界観、特にキャラクターに関しては、人によっては受け付けない人もいるであろう。実際、キャラクターのデザインはかなりバタ臭く、日本人受けしない容姿である(特に女性キャラクター)。だが、この世界観が気に食わないからといって敬遠するには、あまりにも惜しいソフトである。では、その魅力をできるだけ伝えていきたいと思う。

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グラフィックスのクオリティは高く、その作りこみは見事の一言。特に、夕焼けに染まる浜辺は絶景だ


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だが、キャラクターデザインは……。国産RPGではもはや必須ともいえる“萌え”要素など、微塵もない


近年のRPGでは珍しい、自由度の高いキャラメイク

 最初に行うのは、プレイヤーの分身ともいえる主人公を作成すること。選べるキャラクターは6種類(+隠しキャラクター1人)で、あらかじめ能力や名前が決められている。だが、これらはカスタマイズすることも可能なので、ぶっちゃけ容姿だけで選んでも良いだろう。

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主人公は6人の中から選択可能。内訳は、男性3人、女性3人だ。説明書によると、この他に隠しキャラクターもいるようだ


 キャラクターのパラメータは、“身体”、“精神”、“知性”の3種類。それぞれに関しての詳細は、以下の通り。

  • 身体……攻撃力や、“体力”(いわゆるHP)に関係してくる。
  • 精神……気を用いる攻撃(いわゆる魔法)や、“気力”(いわゆるMP)に影響する。
  • 知性……状況を判断したり、“集中力”に影響を与える。

 ステージにある書物を読んだり、敵を倒したりすると経験値が習得でき、一定値まで溜まると、キャラクターのレベルがアップする。キャラクターがレベルアップすると、“身体”、“精神”、“知性”のパラメータのうち、好きなものを増加させられ、キャラクターがどんどん強くなっていく、という具合だ。

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基本となるパラメータは3種類。レベルアップ時にどれを成長させるかは任意に選択できる。面倒な人のために、自動配分も可能


会話の選択肢がとても膨大

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[板橋舟人,ITmedia]

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