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2005/07/29 00:00 更新

Xbox360「PGR3」開発、Bizarre Creations ニック・デイビス氏インタビュー:
「PGR 3」はクラッシュを避けたくなるレースゲームだ (1/2)

Xbox 360での発売となる「Project Gotham Racing」シリーズ最新作「PGR 3」。今回は開発を務めるBizarre Creationsのニック・デイビス氏にインタビューを行うことができた。さらには「Xbox Summit 2005」にて公開された本作の最新映像も、ムービーにてお届けする。

 レーシングゲーム「Project Gotham Racing」シリーズ最新作「PGR 3」は、Xbox 360で登場する。世界中の、ありとあらゆるスーパーカーが登場する本作は、ドリフトなどのスタイリッシュな走りをポイントとして競い合う独自のシステム「Kudos(クードス)」や、本シリーズならではの「ダメージ表現」を継承しているのはもちろん、プレーヤーの好みに応じて、スタイルやステージを自由に選ぶことができるのが特徴だ。

 また、本作より「GothamTV」システムが新たに搭載されている。これは、本作をスポーツ観戦にも似たエンターテイメントとしてオンライン、オフラインともに楽しむことができるものとなっている。

 今回は現在開発中の「PGR 3」に関して、開発を担当しているBizarre Creationsのニック・デイビス氏にインタビューを行うことができた。とは言え、「PGR 3」がどういったものになるのか? 上記の説明では伝えきれていない部分もあるだろう。

 そこで、ニック氏より預かったムービーをここに特別公開しようと思う。本ムービーは先日行われた「Xbox Summit 2005」にて流されたものと同じものとなっているので、まずはこちらを見てからインタビューのほうを読んでもらえればと思う。

目指したのは「本物のスポーツ」

―― まず、実際にXbox 360で開発を行ってみての感想は聞かせてください。

ニック・デイビス氏(以下、ニック) 大変感心しました。チーム全体としては、Xbox 360のパワーにワクワクさせられました。そして、「PGR 2」では達成できなかったことが、「PGR 3」では達成できると痛感したわけです。

photo

Bizarre Creations ニック・デイビス氏


―― 「PGR 2」では達成できなかったことですか。具体的にはどういった部分になるのでしょうか?

ニック (視覚的な意味で)街の生き生きした様子を再現する、というのが主な点になります。それと「PGR 3」は本当の意味でのスポーツにするという点があります。Xbox 360を使うことによって、本当に生き生きとした街作りができています。これは、(ムービーで見せたように)あれだけの観客や道具というものを再現できる、という意味です。

―― 確かに観客や街並みなど、とても細かく再現されていると感じました。ただ、それによってユーザーはどのような体験ができるのでしょうか。

ニック たとえばですが、観客というのは(追い抜きをした際などに)非常に大きな歓声をあげます。あるいはバリヤーに衝突すれば、それに応じて驚いたり、恐怖感を示すわけです。これが本作においては、何千という固有のキャラクターが動くため、本当の意味で観客が得られるということになります。

―― 先ほどから「本物」ということを強調されていますが、そうするために具体的にどのようなことをされているのですか?

ニック われわれもワクワクしている要素として「GothamTV」があります。「GothamTV」は、(ゲーム中の)ヒーローやフレンドの様子を聞いたり、ニュース速報などを見ることができるといったものになります。このため、プレーヤーはXbox 360を使い、あたかも自分の好きなモータースポーツを観戦しているのと同じような感覚を得られる、というわけです。もちろん、プレーヤーとしてレースに参加することもできます。

―― スポーツ観戦をしているのと同じ感覚とのことですが、観客は見てるだけになるのでしょうか。

ニック ただ観戦するだけではなく、カメラの角度を決めるといったことも可能です。たとえば「観衆の中からレースを見る」、「ヘリコプターから見る」、「コーナーによって」といったように、いろいろと選ぶことができます(注:ムービーにある1〜6のモニターがこれにあたる)。また各プレーヤーのプロフィールを見ることも可能になっています。さらに言えば、「GothamTV」を使うことによって、フレンド登録者がいつレースをしているかを確認することや、特定のプレーヤーが参加した場合、それが瞬時に通知され、自分自身も参加できるようになる、といった機能もあります。これはフレンドなどを自分から検索するのではなく、システムのほうから情報を提供する、といった仕組みになっています。プレーヤーにとって関連のある情報が、随時提供されるわけです。

―― 観客同士(レースを見ているユーザーたち)が、レース中にそのレースを話題に会話ができたりなどは?

ニック それについては何も言えないです。現在でも本作に関する多くの情報が出ていますし、あまり出し過ぎると情報過多になってしまいますので。これからの発表に期待してください。

―― では、観客ではなく、レースに参加できるプレーヤーの数はどうでしょう。今作では64人対戦は可能になっているのですか?

ニック マルチプレイヤー機能は実装されますが、それが何人になるかはまだ言えないです。「PGR 2」と同じか、それ以上の数にはなるとだけ。ただ、観客としては何千人という人たちが「GothamTV」を通じて繋がっているわけですから、「PGR 3」におけるひとつのコミュニティーは作られていると考えています。

―― 「GothamTV」について、もう少し詳しく教えてください。

ニック 従来のゲームメニューといったものを取り払い、まったくゲームらしくないインターフェースにしているという特徴があります。テレビにチャンネルがひとつ追加されたようなもの、と考えてください。ただ、テレビと違うのは参加できるということ。後は、見るか(観客)見られるか(プレーヤー)の選択ですね。

ダメージ表現はサウンドを特に強化

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[遠藤学,ITmedia]

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