ファン待望のオンライン対戦モードを引っさげて「メタルギア ソリッド3 サブシスタンス」が登場

完全版「メタルギア ソリッド3」とも言える「メタルギア ソリッド3 サブシスタンス」が発売されることが決定した。本作には、MSX2版「メタルギア」と「メタルギア2 ソリッド・スネーク」といったオフラインでの追加はもちろん、ファン待望の「オンライン対戦モード」が搭載されている。

» 2005年08月26日 12時00分 公開
[ITmedia]

 コナミは、2004年に発売され、全世界で360万本を販売した「メタルギア ソリッド3 スネークイーター」の完全版として「メタルギア ソリッド3 サブシスタンス」を発売することを明らかにした。

 本作には「スネークイーター」全編はもちろん、MSX2版「メタルギア」と「メタルギア2 ソリッド・スネーク」がプレイステーション 2上に復刻され収録されている。

 ほかにも主人公スネークと「サルゲッチュ」で有名なピポサルの対決を描いた「猿蛇合戦」が新規ステージ追加で登場し、本編クリア後には全ボスと何度でも対戦することができる「デュエルモード」や、好みの迷彩服&フェイスペイントでデモムービーを見ることができる「デモシアター」といったモードが搭載されているとのことだ。

 なお、ここまではオフラインでの追加要素であったが、「サブシスタンス」にはファン待望の「オンライン対戦モード」が搭載されることも明らかになっている。

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 本モードでは、最大8人までの対戦相手と、オンライン上で「スニーキングミッション」、「チームデスマッチ」、「デスマッチ」、「キャプチャー・ミッション」、「レスキュー・ミッション」など、5種類のルールの中から対戦することができる。

photo スニーキングミッションでは、参加プレーヤーのうち1人がスネークとしてオンラインモードに参加。時間内に、他のプレーヤー(敵兵)の守るターゲットを奪取すればスネークの勝利、それを阻止すれば敵兵側の勝利となる
photo チームデスマッチでは、チームに分かれて一定時間内にどれだけ相手側のチームを倒すことができたかを競うルールとなる。最後にライフチケットが沢山残っていたチームが勝利する。
photo デスマッチは、相手をとにかく倒しまくるバトルロイヤル形式のルールとなる。戦績(一定時間内に何人倒したか)によって勝敗がきまります。
photo キャプチャー・ミッションはチームに分かれて目的物を自分の陣地へ確保するミッション。プレーヤーは倒されてもスタート地点より復活し、再び参戦することが可能
photo レスキュー・ミッションは、目的物に対して「守る」側と「責める」側チームに分かれてチームミッション。他のルールと違い、ユーザーは倒されるとゲームに介入できない幽霊(ゴースト)になってしまう

 また、ステージには「スネークイーター」で登場したものに加え、オンライン対戦向けに新たに制作されたオリジナルステージ「ロストフォレスト」、「キルハウス」、「ゴーストファクトリー」などが用意されているとのことだ。

 ちなみに、オンライン対戦でプレーヤーは、「山猫部隊」、「GRU」、「KGB」などから好きな部隊を選択してプレイを行うことになり、一番戦績が良かったプレーヤーには、「オセロット」などの人気キャラクターを、自らが操作できる特典もあるとのことだ。

 なお、今回の発表にあたり、制作を務める小島プロダクションの小島秀夫氏は、「ついに、自宅から全国の対戦相手と『メタルギア ソリッド』をオンライン上で対戦することが可能になりました。今回のオンラインモードでは、『メタルギア ソリッド』ならではのさまざまなルール、オリジナルステージを追加しました。シリーズが培ってきたこの世界観の中で、まったく新しい面白さを提供することができると考えています。ぜひ楽しみにしてください」とのコメントを発表している。

photo ただ真正面から戦うだけでななく、時には段ボールに身を隠したり……
photo 罠を仕掛けておびき寄せる、といった楽しみ方も本作の重要なポイント

 これらオンラインモードのサービスはすべて無料で楽しめる(プロバイダ料金と通信費は別途必要)とのことなので、すでに環境が整っているという人は、小島氏の語る“まったく新しい面白さ”を体験すべく、ぜひともオンライン対戦に挑戦してもらえればと思う。

(C)1987 2005 KONAMI
(C)Sony Computer Entertainment Inc.,

“サルゲッチュ”および“ピポサル”は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です

画面は開発中のものです



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