自分だけのエースパイロット体験、再び――「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」

ナムコは、プレイステーション 2用ソフト「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」を発売予定であると発表した。本作は、前作「エースコンバット5」のオープニングで語られた「ベルカ戦争」を舞台とした、フライトシューティングとなっている。

» 2005年09月16日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ナムコは、同社の人気シリーズ「エースコンバット」の最新作として、プレイステーション 2用ソフト「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」を発売予定であると発表した。本作では、前作「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」のオープニングで語られた15年前の戦争、「ベルカ戦争」が舞台となっている。

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 プレーヤーは、ウスティオ空軍第6航空師団――通称「傭兵部隊」に属する、TACネーム「サイファー」となり、第66飛行隊所属「ガルム小隊」の一番機として、ベルカの空に繰り広げられる戦乱を闘うことになるとのことだ。

photo プレーヤーのイメージ機体である「F-15C」。空中戦を主眼に開発された大型戦闘機。強力なエンジンを2基搭載し、大型のボディにも関わらず運動性能、航続距離などで高いバランスを保っている。上部から見ると、五角形にも見える大きな主翼を持つ。マッハ2.5にも達する最高速性能を持つ万能戦闘機。ちなみに奥の、右の主翼に赤くマーキングしているのが、TACネーム“ピクシー”と呼ばれる相棒の僚機

 ベルカ公国―かつての雄武国家。1980年代、行き過ぎた国土拡張政策は、公国を経済危機へと陥れた。連邦法改正による国土縮小計画を以ってしても、未曾有の経済恐慌が収束することは無く、混乱に乗じ、正統国家復古を掲げる極右政党が政権を獲得する事態になった。
 1995年3月25日、元ベルカ自治領ウスティオ共和国に眠る膨大な天然資源発見の報を機に、ベルカ公国は突如、周辺国への侵攻作戦を開始する。―――『ベルカ戦争』の開幕である。準備不足の各国は、歴史的経験からも実力のあるベルカ空軍の前に敗走。ウスティオ共和国は、数日でほぼ全土を占領下におかれた。
 ウスティオ臨時政府は、残された第6航空師団を外国人傭兵航空部隊として緊急再編。オーシア連邦、サピン王国との連合作戦に一縷の望みをかける。この戦乱下、プレーヤーはTACネーム“サイファー”としてウスティオ傭兵部隊へ入隊し、そこで『片羽の妖精』の名を持つ腕利きパイロットと出会うことになる。
 彼のTACネームは”ピクシー”。入隊間もない、1995年4月2日12時40分、ウスティオ最後の砦、ヴァレー空軍基地にスクランブルが響く。基地管制塔はベルカ爆撃機編隊の接近を確認。要撃任務を託された、二つの翼が今、戦線に舞い上がる―――

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 「エースコンバット・ゼロ」のメインテーマは、プレーヤーと大空で戦いを繰り広げる、多種多様な強さや性格、それぞれに得意とする戦法を持った個性溢れる“敵”となっている。これにより、プレーヤーは新鮮な驚きと手応えを感じる空戦を楽しみつつ、自然と各々の“敵”に合わせた戦い方や攻撃方法を発見していくことができるようになる、というわけだ。

photo 敵軍エース機として登場する「F/A-18C」。空母上での運用を前提に開発された戦闘攻撃機。空母上では搭載容量が大幅に制限される為、1機で空中戦や爆撃など多彩な任務をこなせる汎用性の高い機体となっている。主翼より前の胴体に張り付いているストレーキのお陰で、低空・低速時の安定性も高い。斜めに飛び出した2枚の垂直尾翼が外見上の大きな特徴
photo 同じく敵軍エース機として登場する「Typhoon」。水平尾翼が一体化された三角形の主翼――デルタ翼と、特徴的なカナード(補助翼)を持つ戦闘機。軽量で強固なボディと強力なエンジンを持ち、マッハ2を超える最高速性能と高い機動力を誇る。高度にデジタル化されており、接敵時の能力も高い

 今回の情報は以上となるが、個性的な、自分だけの“敵”との出会い、戦いを積み重ね“自分だけのエースパイロット体験”を体感できる日々を、今は楽しみに待っていてもらえればと思う。

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タイトルエースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー
対応機種プレイステーション 2
メーカーナムコ
ジャンルフライトシューティング
発売日未定
価格未定
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画面は開発中のものです


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