プレミアの発掘「アイドル八犬伝」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/4 ページ)
出現! 暗黒イロモノ大王
さて、正統派アイドルを目指すエリカの前に、謎の人物が立ち塞がる。
芸能界の陰の黒幕、「暗黒イロモノ大王」である。
イロモノ大王は、イロモノパワーによる世界征服を目指しており、イロモノの素質があるエリカを、仲間に引き込もうとたくらむ。
「プロゴルファー猿」における「ミスターX」のような存在といえる。
エリカは彼に反発し、あくまで「歌で人々を感動させる」正統派アイドルを目指す。彼に負けてイロモノになってしまったら、ゲームオーバーだ。
この設定も、時代背景を感じさせる。
「アイドル八犬伝」が発売された1989年当時は、いわゆる“バラドル”が注目され始めていた頃。
ただし、この時期のバラドルというのは、井森美幸さん、森口博子さん、松本明子さん、山瀬まみさんのように、「アイドルとしていったん人気が落ちた後、バラエティー番組で復活した人」というイメージが強かった。
一方で、田村英里子さんやCoCo、ribbonのように、正統派アイドルがまだまだ歌手デビューしている時期でもあった。島崎和歌子さんもこの年デビューだが、当初は正統派アイドルだった。
そのような時期だったからこそ、「エリカVSイロモノ大王」という構図も生まれたのだろう。
イロモノ大王の配下には、イロモノ四天王がいる。
1人は先述の「やけにくわし」だが、残りの3人は実在のタレントをモデルにした人物。ヤモリミユキ、タジロマサシ、われなべトオルの3人だ。
考えてみれば、四天王のモデルとなった井森さんも渡辺さんも、今なお芸能界の第一線で活躍されている(田代さんだけはいろいろあって芸能界を離れたが)。
いまやアイドルも、イロモノ的なトークができなければ、芸能界で生き残れない時代となった。逆に、歌手として歌をヒットさせることは、必ずしも重要ではなくなった。
そういう意味では、暗黒イロモノ大王は、時代を先取りした思想を持っていたのかもしれない。
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