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2006年02月17日 18時20分 更新

ゲーム「Z指定」、5月31日より開始

2月17日、東京都庁にて「第3回『テレビゲームと子供に関する協議会』」が開催され、CESA副会長の和田洋一氏から、5月31日より新レーティングに移行することが報告された。同日より18歳以上対象ソフトの区分販売も開始される。

5月31日より新レーティングに移行

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 本日開催された「第3回『テレビゲームと子供に関する協議会』」は、12月1日に行われた前回会議を受けて開催されたもの。協議会には東京都の舟本馨 青少年・治安対策本部長のほか、ゲーム業界からもコンピュータエンターテインメント協会(CESA)副会長の和田洋一氏(スクウェア・エニックス社長)、販売店を代表して日本テレビゲーム商業組合理事長 新谷雄二氏などが出席した。

 席上、和田副会長からこれまでの議論をふまえて、今後の自主規制施策について、別表のA〜Zに区分を改めるほか、Z区分のソフトについては販売店各社に18歳未満への販売を禁止すること、現状の「18歳以上対象」ソフトを再審査し、D区分およびZ区分への再審査を行うこと、新レーティングに基づく販売方法への切り替えを、5月31日より開始することが報告された。

新レーティング区分 対象年齢
A 全年齢対象
B 12歳以上対象
C 15歳以上対象
D 17歳以上対象
Z 18歳以上のみ対象

 今後は上記の区分に従ってレーティングされるが、パッケージにはA〜Zの表記とともに「○○歳以上対象」などの年齢表記があわせて掲載されるほか、背面にもレーティング表記が掲載される予定。

 Z区分に当たるソフトの販売方法だが、パブリッシャー側と販売店のほうで、18歳未満のユーザーに対しては販売禁止、という方針を徹底するとのこと。ソフトウェアにも「18歳未満には販売できない」と表記するほか、店頭ではZ区分に当たるソフトを、ほかのソフトと分けて陳列し、販売することになる。

 なお、今回の新レーティングは東京都への報告という形を取っているが、5月31日より全国一斉に新レーティングへ移行し、区分販売が開始される。

画像 和田洋一氏(スクウェア・エニックス社長)

 席上和田副会長は、「現状の18歳以上対象であっても、制限なく表現を許しているわけではない。現状でも度を過ぎた表現については、18歳以上対象にもならず、CEROマークも付与されない、という基準がある。これに関しては新レーティングでも同様。Z区分のソフトであっても、表現の上限は存在する。ゲームが青少年へ与える影響はきわめて大きいと受け止めており、今後もパブリッシャー、レーティング機構、販売店の3者で議論を重ねていきたい」と語り、理解を求めた。

 現状「18歳以上対象」となっているソフトは百数十タイトル。そのうちの60〜70タイトルが暴力表現などの要素により18歳以上対象となっており、その中から数十タイトルがZ区分に分けられる見込みだ。このほかのタイトルも含め、現状のタイトルについてはシールを張るなどの対応で、新レーティングの表示を行う予定だ。

 また、テレビゲームと子供に関する協議会では今後、ゲームと子供のかかわりの中でも特に、長時間プレイによる子供の健康面に対する問題について、引き続き議論されていく予定だ。

[今藤弘一,ITmedia]

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