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2006年03月16日 17時03分 更新

聖地「アナハイムエレクトロニクス」巡礼 (1/2)

静岡市にて稼働を開始した新生産拠点「バンダイホビーセンター」のプレスプレビューに参加してきました。
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 静岡県静岡市に2006年3月より稼働を開始した、バンダイホビー事業部の新生産拠点「バンダイホビーセンター」。このプレスプレビューが3月15日に開催された。

 ここは1980年7月に生産・販売を開始した初代「1/144 ガンダム」以来、およそ25年で累計約3億7000万個のガンプラを生産してきた「静岡ワークス」の後継施設になる。

 バンダイホビーセンターの概要をざっと紹介しておくと、敷地面積は1万2260.86平方メートル。東京ドームの面積は、公式サイトによると4万6755平方メートルで、グラウンドの広さが1万3000平方メートルと言うから、ちょうどそれくらいの大きさと考えてもらえばよいだろう。ちなみにこの施設は、年間1500万個のプラモデルを生産する能力を持つ。

 工場の壁面には、年間5万6000キロワットの太陽光発電が可能なソーラーパネルが設置されているほか、雨水や地下水を年間2000トン再利用できる浄化システムを備えている。これと、現在も行われているプラスチック原料のリサイクルを推進することで「ゼロエミッション」(排出ゼロを実現するための産業・セクター間における廃棄物相互利用を根底におく、統合型産業システム構想)を達成し、将来的には玩具業界初のグリーンファクトリー認証を目指すという。

画像 壁面に設置されている黒い板がソーラーパネル。排出量の14%となる、375トンのCO2を削減できたそうだ
画像 雨水と地下水をくみ上げる井戸
画像 向かって左が入り口。第1話のシーンか、ザクをビームサーベルで切り裂くガンダムとともに、「ANAHEIM ELECTRONICS」の文字が

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 正面の入り口から入ると、バンダイが販売してきた歴代のプラモデルが、年代別にずらっと展示されている。軍艦や戦闘機、自動車をはじめ、宇宙戦艦ヤマト、そしてガンプラが勢ぞろいだ。中央にはバクシードのサーキットや、2005年度の「スーパーGTシリーズ」に参戦したレーシングチーム「KRAFT」の車である「BANDAIスープラ」が展示されている。


画像 軍艦、そして戦闘機、一番下には「トラック野郎」
画像 宇宙戦艦ヤマト。イスカンダルもはるか遠くになりました
画像 そしてガンプラ。1980年7月にその歴史は始まった

 2階には、ガンプラやバクシードといった、現在販売されているプラモデルを購入できるショップと、これまでの歴史が展示されたコーナーがある。1969年に旧今井科学より工場を取得して始まったプラモデル生産だが、当初のドラフターを使用した手作業での設計、そして木型制作による試作から、現在では3D CADによる設計、オートメーションでの制作へと変遷している。


画像 勢ぞろいするガンプラ400種類以上。トータルの「ガンプラコーナー」としての提案をするという
画像 これまで制作されたプラモデルを展示しているほか、ガンプラのパッケージ用原画も展示されている
画像 「1/144 ガンダム」の設計原図も展示

画像画像画像 商品化検討のため作られた試作品の数々。右の「ガンダムMk-II」は、準備稿を元にした検討用の試作だそうだ

画像 クローバー(バンダイの前にガンダム関連の玩具を発売していた会社)による「DX合体セット」も展示。何とも懐かしい
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[今藤弘一,ITmedia]

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