ほぼすべてを一新して復活。生まれ変わった「テイルズ オブ デスティニー」

「テイルズ オブ」シリーズ2作目にして、シリーズ初となる続編が登場したことでも話題を呼んだ「テイルズ オブ デスティニー」。発売から9年の時を経て、単なる移植ではない、完全なるセルフカバー作品として、2006年冬にPS2で復活を果たす。

» 2006年06月26日 15時50分 公開
[ITmedia]
photo

 1997年12月にプレイステーション用ソフトとして発売された「テイルズ オブ デスティニー」(以下、TOD)。続編となるプレイステーション 2用ソフト「テイルズ オブ デスティニー2」が発売されたものの、これまで一度も他機種に移植されることのなかった本作が、完全なるセルフカバー(リメイク)作品として、プレイステーション 2に復活する。


テイルズ オブ デスティニー ストーリー

photo

 若者の名はスタン・エルロン。

 望みは、王国の兵士としての名声を得ること。

 大国セインガルドをめざし 飛行竜に密航したのも束の間、モンスターの襲来により スタンは絶体絶命の危機を迎える。

 しかし倉庫で見つけた一本の剣が彼の命を救った。

 「人格を宿す剣」ディムロスとの出会い。

 この出会いを境にして、スタンの運命は大きく変わってゆく…。

photo スタン・エルロン(CV:関智一)
フィッツガルド・リーネ村出身の青年。早くに両親を亡くし、妹のリリスとともに祖父によって育てられた。そのため、家族を幸せにしたいという思いが強い。性格は純粋でまっすぐ。どんな困難に直面しても己が信念を曲げない芯の強さを持ち合わせている
photo ルーティ・カトレット(CV:今井由香)
セインガルド王国にあるクレスタの街の出身。レンズハンターとして旅の生活を続けている。金銭に対して非常にシビアな考え方を持ち、「金の亡者」、「守銭奴」などと形容されることもしばしば。時には「強欲の魔女」などと呼ばれたりする。金のためならば犯罪すれすれの行為に手を染めることもいとわない



 ここからも分かる通り、主人公はスタンで、物言う剣「ディムロス」との運命的な出会いから始まり、いくつもの出会いや衝撃的な別れを紡ぎながら物語が展開するという、従来のストーリーに大きな変更はない。

 ただ、ほぼすべてのセリフを新たに書き起こしているほか、メインシナリオも声優陣による完全フルボイス化を実現、さらにはサブイベントの追加による物語構成の充実化や、より登場人物の内面に深く関わるセリフを追加収録しているなど、すでにプレイステーション版をプレイ済というユーザーでも、新鮮な気持ちで遊ぶことができる仕掛けは多数用意されている。

photophotophoto

 また、見た目の大きな違いとしては、より臨場感あふれる柔らかな描写でTOD世界を描き直していることや、ダンジョンを完全3D化することにより、2Dに比べて広大なエリアを冒険することができるようになった点が挙がる。ダンジョン内の仕掛けも3Dならではものへと変更されているという。

photophotophoto
photophotophoto

 このほか、プレイステーション版では画面の下部分でキャラクター同士の会話を楽しむことができた「アクティブパーティウィンドウ」が、本作ではよりキャラクターの魅力を引き出した“新たなチャットシステム”に、戦闘システムも「エンハンスト・リニアモーションバトル(E-LMB)」の良さを最大限に生かした“新しいバトルシステム”へと、それぞれ進化することが明らかにされている。こちらの詳細は近いうちに公開されるとのことなので、今は楽しみに待っていてもらいたい。

photophotophoto
photophotophoto バトル画面 スクリーンショット。見た目も十分に変わっているが、どのような進化を遂げているのだろうか?
テイルズ オブ デスティニー
対応機種プレイステーション 2
メーカーバンダイナムコゲームス
ジャンル運命という名のRPG
発売日2006年冬
価格未定
※画面は開発中のものです。
(C)いのまたむつみ (C)1997 2006 NBGI


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」