レビュー
2007年02月13日 00時00分 更新

「アイドルマスター」レビュー:

ウチのアイドルが一番ですよ!――親心? を楽しめる硬派シミュレーション (1/4)

アーケードでも人気を博している、魅惑の育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」がXbox 360に登場した。アイドルをプロデュースするその魅力に迫ってみました。特別プロモーションムービーも掲載。

昨年末からずっと「GO MY WAY!!」

 2005年にアーケードゲームとして登場した「アイドルマスター」が、このたびXbox 360版で発売された。東京ゲームショウ2006および、Xbox Liveのマーケットプレースなどで公開されたトレーラームービーが大きな話題となったのは、Xbox 360ユーザーの記憶に新しいところである。とりわけ、新曲「GO MY WAY!!」のポップなメロディーに心を奪われたファンが多かったとか……!? かくいう筆者もその1人である。もう、あの曲がずっと頭から離れないのだ。

画像 アーケード版から大きく進化した映像も魅力の1つ。特にTV出演シーンは、ありえないほどよく動く!!
画像 新曲6曲を加えて、楽曲は総勢16曲に。キャラクターごとに歌が収録されているので、総数はなんと160曲

目指すはトップアイドルの座!

 本作は、アイドルの“プロデューサー”となり、52週間(52ターン)という期間の中で、担当アイドルをトップアイドルまで導くことが目的だ。見た目のポップさとは裏腹に、ゲームシステムはかなり複雑かつ硬派なので、まずは詳しく解説していくことにしよう。

 プレーヤーの立場は、見習いプロデューサー。まずは、全部で10人いるアイドルのタマゴの中から、プロデュースする娘を決定する。ちなみにアイドルたちは、みな新人。ヒヨコ同士で二人三脚を行いながら、芸能界という大海原を泳いでいくのだ。育てるアイドルを決めたら、続いて楽曲とコスチュームを選ぶ。本作には、全部で16曲の楽曲が用意されており、コスチュームのバリエーションも非常に豊かだ。

 なおアイドルの能力は「ダンス」、「ビジュアル」、「ボーカル」という3種類のパラメーターで表される。これらを総合したものが「イメージレベル」という数値で表されるのだ。ダンス、ビジュアル、ボーカルの各ジャンルは流行があり、どのジャンルが流行しているのかはリアルタイムに変化していく。流行1位のジャンルに合わせた戦略を行うのが、基本となるのだ。ちなみに、歌う楽曲や着る衣装などによって、アイドルのパラメーターに大きく補正がかかる。流行に合わせて歌やアクセサリーを変えていく必要もあるわけだ。

 また、アイドルにはテンションが設定されており、ゲーム中のさまざまな行動に応じて、テンションが上下する。テンションが高いとアイドルから信頼されていることになり、さまざまな活動で有利になるというメリットがある。

画像 アイドル自体の基本性能に加え、衣装や歌でも能力が変化する。見た目を取るか、性能を重視するかという葛藤もある
画像 週の終わりには、ファンから衣装やアクセサリーといったプレゼントが届くこともある。ファンレターが届くとアイドルのテンションアップ!

 1週間に行えるコマンドは、下記のいずれかの1つだけだ。コマンドとその詳細は、下記を参照してほしい。

営業:えらい人に挨拶に行ったり、コンサートを開いたりと、さまざまなイベントを楽しめるコマンド。営業を成功させると、アイドルの“思い出”が増える。

レッスン:ミニゲームをこなしてアイドルの能力値を鍛えるコマンド。ミニゲームは全部で6種類ある。

オーディション:TV出演をかけてオーディションに出場するコマンド。ライバルたちと審査員へのアピール勝負を行い、上位に食い込めればTV出演出来て、ファン数が増えるという仕組み。

休む:アイドルたちに休息を与え、テンションを高めるコマンド。

 「レッスン」でアイドルを鍛え、「営業」で思い出をはぐくみ、「オーディション」で新規ファンを獲得する、というのが大まかな流れとなる。注目したいのは、アーケード版とは違ったプレイスタイルでも楽しめる、ということだ。アーケード版では、ある週までに一定数のファンがいないとゲームオーバーとなる仕組みだったが、Xbox 360版ではゲームオーバーがないため、営業だけをこなしまくってアイドルたちとの会話をずっと楽しむ、なんてプレイが可能なのだ。当然、ファン数の増加はほとんど期待できないが、それはそれ、である。

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[板橋舟人,ITmedia]

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