思いが交錯する空は次世代機へ引き継がれる――「エースコンバット6 解放への戦火」(1/3 ページ)

「エースコンバット」シリーズ最新作はXbox 360で登場。見渡す限りに描かれた大地における大規模で壮絶な戦場で、従来の数倍におよぶ“大軍対大軍”の集団戦が描かれる。Xbox Liveによるオンラインプレイも可能だ。「エースコンバット6」のキーワードは「群れなす翼の大戦場ドラマ。〜次世代機だからこそできる、空の集団戦〜」とのこと。

» 2007年03月26日 18時00分 公開
[ITmedia]
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ストーリー

 1999年、小惑星「ユリシーズ」は無数の隕石となり、地表へと降り注いだ。

 被害が少なく復興への道を歩んだ「エメリア共和国」と、経済が破綻し、内戦状態に陥った「エストバキア連邦」。アネア大陸を東西に分ける2つの国家は、この時を境に異なる道を歩みだす。

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 軍事政権のもとエストバキアの再統一がなされ、大陸に平和が訪れたかに見えた2015年。繁栄を謳歌するエメリアの首都グレースメリアの空に、突如エストバキア軍機の大編隊が来襲する。

 次々に緊急出撃するエメリア空軍。戦闘機部隊「ガルーダ隊」にも、グレースメリア防空の任務が下された。

 充分な数と装備を誇るエメリア空軍は、エストバキアの奇襲攻撃を押しとどめるかと思われた。その時、謎の空中爆発とともに赤い編隊機が現れ、戦局は一変する。

 エメリア空軍パイロットの妻メリッサは、この空爆で愛娘マティルダを失う。戦車兵マクナイト軍曹は、難民となった市民の傍らで、エストバキアの進撃を阻止する作戦に参加する。エストバキアの元エースパイロットであるヴォイチェク中佐は、負傷し二度と飛べない体となって、情報将校としてグレースメリア駅に降り立つ。空軍パイロットの恋人の元へと急ぐエストバキア人女性ルドミラ、そして……。

 巨大な戦場で、人々の運命が交錯し始める。

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 小惑星落下による全世界的災害から16年。被害を免れ、繁栄を謳歌するエメリア共和国の首都グレースメリア。この空を守るエメリア共和国空軍 東部防空軍 第8航空団 第28飛行隊、通称“ガルーダ隊”の1番機パイロット、TACネーム「タリズマン」が本作のプレーヤーだ。


 シリーズ最新作となる「エースコンバット6 解放への戦火」(以下、エースコンバット6)は、Xbox 360での発売が決定した。大都市の夜景、雪の山脈、グランドキャニオンなど、見渡す限り鮮明で微細に描かれるリアルな地形により、“世界最高の超美麗なパノラマグラフィック”が実現され、「エースコンバット」シリーズならではの「世界の美しい景観」を楽しむことができる。また、これまで以上に濃密で立体感あふれる雲が再現されており、大空を自由に飛びまわる気持ち良さを存分に体験することができるだろう。

画像 多数の高層ビルが林立する湾岸都市
画像 美しい朝焼けが印象的な雪原地帯
画像 険しい峰々が織り成す山脈地帯

砲火入り乱れる壮絶な“大軍 vs 大軍”の大戦場

 「エースコンバット6」では、プレーヤーは“大軍 vs 大軍”の、敵味方入り乱れる激しい集団戦が再現された大戦場で、迫力ある戦場体験を味わうことができる。

 これが実現したのも、次世代機だからこそ。この演算性能により、従来の数倍におよぶ数の、陸海空の敵味方を同時に制御することが可能になった。これにより、最大6つの作戦が同時に進行し、敵味方の大部隊が独自に展開し激突する、「ダイナミックミッション」システムが実現。大規模な“生きている戦場”が繰り広げられる。

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 「エースコンバット6」では、プレーヤーはこの大規模な“生きている戦場”で迫力満点の戦場感を味わいながら、エースパイロットとして戦い、活躍することができる。また、プレーヤーが友軍に貢献することで、プレーヤーの呼びかけに応じて多数の友軍がプレーヤーに協力してくれるようになるとのこと。これにより、プレーヤーの働きを認めた大勢の仲間とともに、強大な敵の大軍と激戦を繰り広げ、自軍を勝利に導くエースパイロット体験を楽しむことができるわけだ。

 また、濃密で大量な爆発・飛行機雲・ミサイル・機関砲・高射砲・ロケット弾などの戦闘エフェクトで演出される、次世代機の性能でついに可能になった壮絶な激戦の光景は、プレーヤーをリアルな戦場体験へと没入させるだろう。

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