新作をどどんとご紹介。もちろんプレイアブルもあります――マーベラスエンターテイメント発表会東京ゲームショウ2007(2/3 ページ)

» 2007年09月21日 22時23分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

「レイニーウッズ -RAINYWOODS-」

画像 SWERYさん(左)と大渕プロデューサー(右)

 「レイニーウッズ -RAINYWOODS-」(以下、レイニーウッズ)は、同社初のプレイステーション 3/Xbox 360タイトル。「ミステリーアクションアドベンチャー」の名の通り、海外のサスペンスアクションを見ているかのような映像が展開されていく。企画・原案・ディレクターを務める、アクセスゲームズのディレクター・SWERYさんと、マーベラスエンターテイメントの大渕プロデューサーがこのタイトルを紹介してくれた。

 大渕氏は「映像を見た方にはお分かりいただけたかと思うが、独特の味・世界観を持ったミステリーアドベンチャー。次世代機のタイトルラインアップを見たときに、本作のようなタイトルはないな、と思った。待っているユーザーはいるのではないかと思って開発をスタートした」と語る。

画像

 「このゲームには“3つのリアル”をコンセプトとして用意したものがある。それは“リアルスケール”、“リアルタイム”、“リアルライフ”。これを使うことでアメリカの田舎町を再現したいと思った」と、SWERYさん。ゲームの中には8キロ四方の街が作られており、その中でリアルタイムで時間が流れ、人々が生活している。登場人物たちも、できるだけリアルに生活しているところを出すため、24時間のタイムテーブルを全キャラクターが持っており、それにつれて物語が刻々と変化していくそうだ。「意味があるかないか分からないが、朝起きたらご飯を食べて仕事に行く、といった生活を街の全員が送っており、その中にFBI捜査官であるプレーヤーが入っていく。この街の中の生活も楽しんでもらえれば」(SWERYさん)。

画像画像画像

 そしてその中に住む“怪しい住人たち”にも注目してほしい、と大渕氏。「いかにも犯人という人が住んでいます」(大渕氏)。SWERYさんは、「本作のテーマは“ミステリーホラーアクション”。ミステリーの部分は、しっかりした人物像ができあがっていないと成立しない。登場する人が一癖も二癖もある。変人ばっかりが集まっている街を作り上げたかった。全員“愛すべき容疑者”です」とも。

画像画像画像

 なお、この作品を制作するに当たっては、米国・カリフォルニア州とワシントン州に取材旅行へ行ったそうだ。取材の中で廃工場やトンネル、廃列車など、さまざまな場所を見てきたという。「ふつう、ゲームでは意味のあるものしか作らないが、『レイニーウッズ』では街を作るために、意味のないところまで含めて再現しているので、ディテールには自信があります」(SWERYさん)。

 本作は2008年発売予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」