「WiiFit」そして「スマブラX」初体験手記:「任天堂カンファレンス 2007.秋」(3/4 ページ)
シンプル操作で白熱スポーツ――「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」
マリオファミリーとソニックファミリーが一同に介するスポーツの祭典「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」(以下、「マリオ&ソニック」)は多彩なオリンピック競技が収録されたスポーツゲーム集だ。
今回プレイできたのは3つの陸上競技。まずは「100m走」だ。スタートの合図までにBボタンでパワーをためておき、「ゴー」のサインが出たらひたすらにWiiリモコンとヌンチャクをしゃかしゃかと振る。そう、ただ振るだけではつまらない、自分が走っているかのようにぐおおおっと振れば、気分は完全にアスリートだ。単純ではあるが、4人で競い合ったりすれば単純さゆえに盛り上がりそうだ。筆者はスピード競技ならこの人! ということでソニックを選んだのだが、速すぎず遅すぎず微妙な結果に落ち着いた。ソニックといえどプレーヤーのスキルに左右されるようだ。
2つ目の競技はハンマー投げ。100m走はヌンチャクスタイルだったが、こちらはWiiリモコンのみでのプレイだ。Aボタンを押した後、室伏選手ばりにWiiリモコンをぶんぶんぶんぶん振り回す。画面上の3、2、1、という表記を見て、1のあとにうまいタイミングでBボタンを押せば、ハンマーが飛んでいくという流れだ。ワリオを選んだ筆者はどうにもタイミングが早かったり遅かったりしていたようで、何度もファウルを繰り返した。ぶんぶん振り回すのに夢中だったというのもあるかもしれない。やっとこさ出た記録は70mあたり。けっこう飛ばしたか!?と思ったがその場の順位では4位で、若干がっかり気味であった。
最後に走り幅飛び。助走段階では100m走のようにしゃかしゃかとWiiリモコンとヌンチャクを振る。ある程度助走したら速さが固定され、最後にラインギリギリのところでWiiリモコンをくいっと上に上げるだけでキャラがざぱーんと飛んでくれる。この「くいっ」の加減が難しい。「Wiiスポーツ」のゴルフにおけるパワー決定に近い感じで、強すぎても弱すぎてもダメなのだ。絶妙な「くいっ」ができれば記録は大幅に伸びるはず。筆者はピーチで6メートルちょいという微妙な結果だった。
スポーツゲーム集ではあるが、同時にパーティーゲーム集でもあるように感じた。大勢でわいわいとプレイするのが正しい楽しみ方のような気がする。ただ、スタッフに聞いたところによるとWi-Fiで世界ランキングにエントリーできたりするようなので、1人で地味に鍛え上げて全国のライバルよりいい記録を出すためにやり込むというプレイもありだろう。
ハチになったりエイに乗ったり スーパーマリオギャラクシー
発売を来月に控えた「スーパーマリオギャラクシー」。今までも試遊する機会はあったが、いよいよ製品版に近い形での登場となったようなので、改めてプレイしてみた。
最初にプレイできたのは、ハチマリオになって女王バチに会いに行くミッションだ。今までタヌキになったりハネがはえたりと七変化してきたマリオであるが、ハチになるのは本邦初ではないだろうか。フィールドを進み黄色と茶色のツートンカラーのハチキノコをとればマリオはハチマリオになる。
ハチマリオの特徴は、Aボタンを押すことである程度の高さまでぐんぐん飛行して上昇できるという点と、敵や水にふれるとハチ状態が解除されてマリオに戻ってしまうという点。実際にハチマリオで行けるフィールドには要所要所に水場があり、噴水スポットもあるので油断ならない。ハチマリオの能力でなければ行けない高いところを目指していくので、ちょっとした緊張感のあるアクションが連続する。
花の上をのぼったり、惑星間をびゅーんと移動したりしながら、ずんずん先へと進むマリオ。後半は壁にハチミツが塗ってある部分だけ張り付いて移動できるというハチっぽいアクションで壁をつたい、さらに上を目指す。そしてプレイ開始から7、8分経過したころに女王バチのところにたどりついた。巨大な女王バチはハチマリオのことを完全に仲間だと思っている様子。自分の体に付着しているものを取ってほしいとお願いしてくる。そこでハチマリオは女王バチの体に張り付き、5つのオブジェを取り除くことに難なく成功。めでたくクリアとなった。クリアすればおなじみの“スター”をゲット。「スーパーマリオ64」のようにスターを集めていくことがプレイ進展の鍵になるようだ。
お次にプレイさせてもらえたのが、エイに乗って宇宙空間に浮かぶ水の中を進むレースゲーム的なフィールド。ここではWiiリモコンのみで操作することになる。Wiiリモコンを画面に対してかまえ、Aボタンで加速、左にねじれば左に、右にねじれば右に曲がるというだけのシンプルなレースだ。操作はシンプルだが、実際にやってみるとこれがなかなかどうして難しい!水をたたえたコースは常に波打っており、「ウェーブレース」シリーズを思い出すリアルな挙動を実現している。そしてこのコースには左右の壁がないので、カーブを曲がりきれなかったらマリオが落っこちて1人減ってしまうのだ。どうやらスピードを出しすぎ、かつ思い切り曲がりすぎなようで、カーブで何度も落ちてしまう筆者のマリオ。悔しいので何度も挑戦させていただき、10人目くらいのマリオで安全運転によってようやくクリアとなった。
プレイしてみて改めて感じたのは、基本的にコントロールスティックとAボタンとWiiリモコンを振っての攻撃だけで進めるそのシンプルさだ。3D空間を自由に歩き回るマリオだが、カメラワークを気にすることなく行くべき方向を探ってちゃんと進めるようになっている。十字ボタンによる視点変更もできるが、それが必要ないと思うくらいにプレイは快適だった。初心者からマニアまで幅広く遊べる良質なアクションゲームになるであろう「スーパーマリオギャラクシー」に期待したい。
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