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2008年09月02日 16時45分 更新

日々是遊戯:

実際、「PSP-3000」の液晶はどれくらいスゴいのか?

8月にドイツで開催された「Game Convention 2008」にて電撃発表された、PSPの新バージョン「PSP-3000」。本体デザインをマイナーチャンジし、新たにマイク機能を標準で搭載。そして何より、液晶部分を大幅に改善し、さらなる高画質化を実現したとのことだが――?

ひと目で「新型だ」と分かる発色のよさ

 すでにお伝えしたとおり、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)はさらなる高画質化を実現した新型PSP「PSP-3000」を、10月より日本・アジア・北米・欧州の各市場に向け順次発売する。

 今回の“新型”でもっとも大きな変更点となるのが、何と言っても液晶ディスプレイの改善だろう。詳細なスペック情報までは公開されていないが、SCEの発表によれば「携帯機器では最高クラスのコントラスト・応答速度・広色域を実現」し、また「反射低減技術の採用により、明るい場所でも画面が見やすく」なっているという。

 正直、これだけでは「なんとなくスゴいっぽいのは分かるけど、どれくらいスゴいのかよく分からん」という人も多いのではないだろうか。ということで、百聞は一見にしかず。SCEにお願いして実際に「PSP-3000」を見せていただいてきたので、まずは下の写真をご覧いただきたい。

wk_080902hibikore01.jpg 上が「PSP-3000」、下が「PSP-2000」となっている。並べてみると、新型の方が明らかに肌色の発色がいい
wk_080902hibikore02.jpg トマトの赤色も、「PSP-3000」の方がより鮮やかに表示されているのが見て取れる
wk_080902hibikore03.jpg 部屋を暗くしてみると、その違いは一目瞭然。こちらは左列が「PSP-3000」、右列が「PSP-2000」

 いずれもメモリースティック内に入れた画像ファイルを表示して比較したものだが、「PSP-2000」では今まで白っぽくつぶれてしまっていた“淡色”が、「PSP-3000」ではよりハッキリと表示されているのが分かるだろう。特に1枚目、人間の肌の色を見比べてみるとその違いは明らか。またトマトの赤色も、「PSP-3000」ではより本物に近い色となっており、まるで「ハメコミ合成」の広告写真を見ているかのような錯覚をおぼえるほどだ。

 では、応答速度についてはどうだろうか。応答速度というのは、動きのあるものを表示した際の“残像”の有無に影響する部分。こちらは写真でお届けできないのが残念だが、いくつかのゲームで確認してみたところ、一部のゲームではかなりの残像軽減効果が見られたことをお伝えしておきたい。

 例えば「LocoRoco」で画面をぐいっと傾けた時、「PSP-2000」では地面のフチがわずかに残像となって残っていたのに対し、「PSP-3000」ではこれがほとんどなくなっていた。おそらく2Dのゲーム、特に動きの速いアクションやシューティングゲームなどで、その効果はより強く実感できるのではないだろうか。一方で、「ファンタシースターポータブル」や「みんなのGOLFポータブル2」といった3Dベースのゲームではそれほど大きな違いは感じられなかった。

 得てしてこういう「改善しました!」は、実際に触ってみると「あれ、こんなもの?」と拍子抜けしがちなもの。しかし実際に見比べてみたところ、その性能は予想以上だったと言っていいだろう。我が家にはすでに2台PSPがあるのだが、本気で「3台目」を買おうか迷っているほどだ。

wk_080902hibikore04.jpg 「PSP-2000」に比べて、若干ではあるが両端部分が丸みを帯びているのも特徴
wk_080902hibikore05.jpg 従来あった「HOME」ボタンが「PS」ボタンに変更されている(機能は同じ)
wk_080902hibikore06.jpg スタート、セレクトなどのボタンは押下感がかなり改善され、はっきり押し込んだ感触が分かるように

wk_080902hibikore07.jpg 「PSP-3000」ではプログレッシブ表示非対応のテレビにもゲーム画面を出力できるように
wk_080902hibikore08.jpg 「PSP-2000」風の発色が好きな人は、「カラースペース」で設定可能
wk_080902hibikore09.jpg 背面のシルバーリングはぐっと細くなり、全体的にスマートな印象に

[池谷勇人,ITmedia]

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